よくしゃべる参考書

天使、爆笑やわらかに



やせ我慢で勝手に怒った、かぴかぴに乾燥したおちん子様はとうとう滝修行におでかけになられました

(ずどーーん!)

なんと美しき朱色かな
奉納した後、お神輿担いで壇ノ浦に持って行ったら大変重宝されてしまい
扇子も割り箸もあるかと水飛沫は綺麗に飛び散り


あ、あん
う、ううん!


世界の裏側
へいへいほー へいへいほー
木を切るよっちゃんも


あ、あん
う、ううん!


みんなつられて


あ、あん
う、ううん!

世界は平和になりました

鬼さんこっちら、おっにさんこっちら
最後に残った一人、悪者鬼さんはドナルドトラ〇プ、略してDTでした
「いいひとにならいくらでもなれる…」なんて独り言を呟いてはいましたが
それはじぶんを押し殺す事でもあるのです
平和な世界の中に
自己保身のためだけの生きる方向を醜く見つつ吐き出す他に押し付けるだけのイデアは寒く、さもしく、がさがさで意味もなく痛いのです
初めてようやく顔を和ませ、静かに沼の底に消えてゆきました


埋まらなさは越えられた後、山になりました

そして
ほどほどの疲労と汗
流れていた心地よい風
母ちゃんのいつも焦げてた唐揚げ
みんなでたべると美味しい弁当
ぬるくても美味しい水道水
もっと美味しい缶ジュース
眺めのよい展望台
鼻くそほじりながら聞く風景の自動解説
雨風にさらされたベンチ
最高の昼寝

等々
人だけの美しい悩みに柔らかに風をあて
人だけが知れる悲しい約束事で樹木を茂らせ
人だけが持てる煩わしさで土を豊かにし

その山はまろやかに
雲に助けを借りながら
時に泣き、全てを明け渡しながら
ゆっくり風化してゆくのでした
風景に、なってゆくのでした


明日また登る太陽のためにそして



人生は美しいと表明し続けるために




それらから昇華し分離した?(はずの?)(なんか違う?)
少年は初めて身の丈のを見つめ
小さな秘密を少女に託し明かされる負い目を痛みます
(つーか情報笑罪半ケツ痴刑)

少年は覚えてない程久々に
明日も生きていたいと切実に願います
その願いが叶ってくれと仕方なく笑います
少年は呟いたのです
「死にたくない」ではなく
「生きていたい」と
確かにそう呟いたのです
(それも大事だけどぷらいばしーは?ぷらいばしーも大事だよ!程々にしろよ!)

2017/05/04

よくしゃべる参考書

よくしゃべる参考書

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-05-04

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted