ハル
黎明を飲み込んだ
光が咽を滑る
胃の腑が輝いている
甘い愛を知るには
心が充ち過ぎている
陽光が消化され 血に巡る
あたたかさ
力が溢れ 命が漲り
苦い恋をするには
愛が充ち過ぎている
朝が充ち過ぎている
繭
ハル詩を書いています。
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