俺と彼女の一年間(1)

俺は私立両逗高校に通っている
まあそのあたりのただ普通の高校生
そんな普通だった日常を送っていたある日の出来事だ
「いってきます」
「いってらしゃい」
朝いちものように母にあいさつし学校に向かった。
「義行??」
「おい、義行ってば、無視するなよ」
「おはよう、サラディン」
サラディンと呼んだこいつはクラスメイトで中学生からずっと同じくらすの赤城純一
サラディンとは世界史で習う人物のことなんだが、
先生が何をおもったのか赤城と呼ぼうとしたとき間違えてサラディンとよばれたのが
きっかけでみんなからサラディンと呼ばれるようになった。
「サラディンはやめてくれ」
「で、なんか用か」
「友達にあいさつしただけだ」
「なんだよ何か面白いことしてくれんじゃねえのかよ」
「お前俺に何を期待してるんだ」
何も期待しちゃいないけどさなんとなく言ってみただけなんだよねぇ

「義行君!」
「!!」
そこには見知らぬ女の子が立っていた
とても美人でこんなひとが俺の名前のなぜ?
「義行・・誰だあの美少女は?」
誰だろう
それは俺も教えてほしいくらいだ
しかも同じ学校の制服
ていうかこんな美人うちの高校にいたか?
「久しぶり、義行君私のこと覚えてない?」
「ごめん、心当たりが」
彼女はがっくりした様子で続けた
「もう、昔近所に住んでた麻奈美だよ新城麻奈美」
「麻奈美・・・・・麻奈美ちゃん!」
「思い出してくれたようね」
思い出したもなにも9年前まで一緒に遊んでいた麻奈美ちゃん
急の転校かなり遠くに行ってしまったあの麻奈美ちゃんが
「私、またこっちに戻ってきたのもちろん高校は両逗高校だよ」
まあ制服をみればわかりますけど
とりあえず「そうか、よろしく」と言った。
「そちらは?」
「ああこれは俺の友達のサラディンだ」
「サラディン?」
「お前、ちゃんと紹介しろよ」
「わかったよ。赤城純一、中学からのダチだ」
「赤城純一です。よろしく新城さん」
「麻奈美でいいよ赤城君」
「え、じゃ麻奈美ちゃんとよろしく」
「よろしく!」
「じゃあとりあえず学校い行こう二人とも」
「そうですね!」「そうだな」
そしてとりあえず学校に向かうことにした。

職員室によらなければならない麻奈美ちゃんとは別れ
教室に向かった。
「義行麻奈美ちゃんと同じクラスだといいな」
「サラディンニヤニヤするな気持ち悪い」
「まあそう言うなよ」
どうやらこいつサラディンと言われたことに気付いていないと思いながら
教室に入り5分後先生が教室に入ってきた。
「今日は転校生が来ている」
『お??』
転校生ということは麻奈美ちゃんうちのクラスなんだと思っていたら
「やったな義行」
「そうだな」と言った同時に先生が入れと言った。
教室が一瞬静かになった。そしてすぐにそれはざわめきへと変わった。
「可愛い?」という声が男子生徒からこぼれた。
「新城麻奈美です。よろしくお願いします。」
しかし、麻奈美ちゃん以外にももう一人いたのだ。
「芹沢あやせ。・・・・・よろしく」
「先生が彼女らのこと話し「席をどうするかと」言い始めた。
その時「新城さんは義行のとなりがいいとおもいます。」という声がした。
「あいつっ!」と心の声で
先生は「なんでだ赤城」と言った。
「義行と新城さんは幼馴染だからです。」
サラディンが言い終わったとき男子生徒の視線がこちらに向いた。
なんかすごい邪悪な目をしているあいつら
「新城本当か?」
彼女は「はい!」と笑顔で答えた。
「じゃあ新城の席は新垣のとなりでいいとして、芹沢の席だな」
「先生、私も新垣君の隣がいいです。」
「・・・・え?」
そのときまた男子生徒から視線が今度は獲物を狙うみたいな目で見てきた。
「なんだ芹沢も新垣と知り合いか?」
彼女は「いえ、違います。」とはっきり答えた。
「まあいいが」
先生は「東、岸谷席を移動しろ」と言った。
「へ?い」「まじかよ」といいながらしぶしぶ席を移動した。
そして麻奈美ちゃんは「よろしくね。義行君」といい
芹沢さんは「よろしく」と言った。
すぐにSHR終了のチャイムがなり一時間目の教科担当の先生がきた。

一時間目が終わり休み時間
麻奈美ちゃん、芹沢さんそしてなぜか俺の周りには人が群がってきた。
麻奈美ちゃんは質問に答えて
俺は俺で誤解を解いたり
芹沢さんは不機嫌そうにしながらも質問に答えていた。
そして放課後
「義行君一緒に帰らない?」
「いいぜ」
こうやって二人で帰るのは9年ぶりになる。
「義行君、私なんか9年前より変わった?」
ふいに質問してきたので
「え!あ・・美人になった。」
「え!あ、ありがとうなんかテレちゃうな」
「いやいやこんなに美人になるとは思わなかった。」
これは本当のことだった。
こんな美人になって帰ってくるなんて
「じゃあ私こっちだからまた明日ね!」
「じゃあまた明日」

ほどなく長い一日は終わりを迎える

俺と彼女の一年間(1)

この物語は完全にヲタクな私真空が色々なアニメを見た時に
考えたりしてるものの一つです。
この作品はアニメみながら参考にしてはいますが、ぱっくたりなんか絶対にしていません!
この作品は(1)とかいてあるように(2)もある予定です。
短編でちょくちょく書いていきたいとおもっています。
最後に読んでくれた方ありがとうございました。

俺と彼女の一年間(1)

義行の彼女とは誰なのか? 麻奈美なのかそれとも芹沢さんなのか どちらが義行との距離を縮めるのか!

  • 小説
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-02-04

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