気付かないふり

気付かないふり

「出逢わなきゃ良かったんだよ…」
呟く君に僕は何を言えば良い?

無口になって俯く君に
僕は何をしてあげれば良い?

言いたい事を言い合えず
ただ幸せになろうとしていた、僕ら
いつの間にか、心離れて行く音に
気づかないふりしていたんだね

別れを先に言い出したのは君なのに
言いたい事沢山あったのに、何で泣くんだよ
慰める事も、抱きしめる事も出来ず
ただ、立ちすくむ僕を、君は軽蔑したかな

別れてからずっと思ってたんだ
君が誰かと幸せでいて欲しいって
そんな事考えられるようになったのは
君を嫌いになったからじゃない
ただ、本気で君を好きだからだよ…。

気付かないふり

気付かないふり

「出逢わなきゃ良かったんだよ…」呟く君に僕は何を言えば良い? 無口になって俯く君に僕は何をしてあげれば良い?※続きは本文へ。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-04-07

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