あたしの weekend メランコリー

あたしの weekend メランコリー




   






   







   






「 ここが わたし のいるところ 」






   






  
               変なの。














   

    観葉植物 持って、




   

                               ベランダで、
      




   

           日が暮れても、




   

               帰り、



   

                    待ってるなんて。






   

 バッカみたい。











   


「 きっと  ここが  帰る場所 」







  






              いいもの 食べてないんだね。







   

               栄養なくって



   

                          魂だけの、




   

               そう、



   

                          たとえてあげるなら







   

  寝室の天井に、






   

                           ぶら下がってる、
     




   

                    ランプシェード、  



   

            みたいに。


      
   












「 ここが あなた のいるところ 」













   ・・・・・・重なりあって     





   

   寝ていることは、
     





   

           まるで、





   

               真夜中の振り子。








   

               時計の針、進ませるのも億劫な、







   

               ゆれてるだけの、





   

               むやみに、   


              
          


   

                       輪郭、




   

               光るだけの・・・・・・。


      












「 きっと  あなたが  帰る場所 」














          だっこして、







   

                              忘れるために、
          




   

                こんな、
                  




   

                        ありきたりな毎日の、
                 



   

                  偏頭痛。

                 













「 きっと  あなたが   わたし  の  帰るひと」














・・・・・・こっちにくっつきなよ、







   

                  騎馬民族の子守唄、
 




   

                          歌ってよ。





   

      ふわふわ   




   

                  って、






   

                 続ける気なんだよ、




   

        子供のときの、



   

              遊び。













「 ここが  わたしが   あなたと  いるところ 」













                  明かりはずっと点けとくから、





   

        どっちが先に眠っても、





   

               どうだっていいんだよ、
          



   

                          くっついたまま、       




   

  ずっとなら。














「  きっと   ここが   わたしと  あなたの   帰る場所  」

















           ・・・・・・いや、  なんかさ、





   

   少し切ないの。









   



   

          狂ってる  ぐらいが、
   



   

                ちょうどいいのかも。






   

      なんせ、




   

          生まれたまんまの こころが  いま  ここ。





   

              すぐとなりの、      







   

                          あなた。

 
















「  ここが   わたしたちの    いるところ 」


「   きっと   わたしたちの    帰る場所   」


「   きっと  わたしは   あなたを   選んだの  」




















           死んでいたい。

















「   たのしいことは     ぜんぶ    おわった  」



















   



   





           生きていたい。




















「  お     や    す   み   。     リ    ル     」


   







   










   

あたしの weekend メランコリー

21歳の時に書いた。
21年後の昨日書き直した。

作者ツイッター https://twitter.com/2_vich
先端KANQ38ツイッター https://twitter.com/kanq38

あたしの weekend メランコリー

  • 自由詩
  • 短編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-03-30

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著作権法内での利用のみを許可します。

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