恋愛できないものですが

中学一年の恋。

私が一番頑張った恋だ。

彼と話してみたい、一緒に笑い合う楽しい生活にしたい。

普通の女子が、一度は経験するものだろう・・・。

私の名前は園崎佳奈。

これは、彼氏がいなかった私に彼氏ができるまでの物語。
(ちなみにこれは、作者琴里☆の実体験である。)

「あ~~!明日から中学生かぁ~~♥楽しみ~☆」

私は明日、中学校の入学式がある。

実は、小学校の時に知り合ったある他校の男の子に恋をしています♥

「明日、会えるかな?同じクラスになれるといいなぁ・・・」

こんなことを思いながら、明日に備えてパックをする。

「佳奈~?明日入学式なんだから、早く寝なさい!!」

ママが少しピリピリした口調で話す。

「は~いはい」

テキトーに返事した。


友達とメールをする。

           未久へ☆
    明日入学式だねぇ♥
    彼に会えるかなぁ?
    それじゃ、おやすみ(`・ω・´)


と、こんな内容だったっけ。



     朝


今日は少し早めに起きた。

制服はちょ~ダサいけど、もう諦めている。


私はこんな紙を作った。



  ~モテる女の条件~


。髪をいい香りにすること!!

。制服をちゃんと着こなす!

。猫背じゃないか

。めあにがついていないか


この日は、気合を入れて、チエックした。

恋愛できないものですが

恋愛できないものですが

  • 小説
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-07-31

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted