希望の春に
あまりにもたくさんの
一生分の愛をあの娘に捧げてしまったから
もう心の中にひとかけらの愛も
残っていないから そのせいで
もう人を愛せなくなってしまったのかな
こんなに心が空っぽの感じがするのかな
誰か僕を思いっきり抱きしめてよ
溢れる愛でいっぱいの心で
思いっきり僕を抱きしめて
そして言ってよ僕の名を何度も呼びながら
あなたを誰よりも心から愛してるって
そうすれば冷たい体にまた暖かい血が廻りはじめ
乾ききった心の中に愛の泉が湧き出してきて
また人を愛せるようになれるかも
僕も誰かと生きたいな ほら
楽しそうに寄り添って花の蜜を吸う
あの小鳥のつがいのように
廻りくる希望の春に 胸躍らせながら
希望の春に