ときどきの沈黙
心の蓋を閉じると
目に見えない世界との繋がりが切れる。
お父さんとさようならをしなさい。と
言われた日
私も棺に入り
一緒に焼かれて骨になりたいと思った。
(あと何年、生きねばならないのだろうか?)
支えを失い
灰になり崩れてゆく
姿を思い浮かべる世界の中で
私はお父さんを呼んでいる。
抱きしめられている。
慰められている。
感覚がして
目には見えなくなっても
声が聞こえなくなっても
そこにいるという暖かさだけが
灰になりそうな私を守り続けている。
ときどきの沈黙
心の蓋を閉じると
目に見えない世界との繋がりが切れる。
お父さんとさようならをしなさい。と
言われた日
私も棺に入り
一緒に焼かれて骨になりたいと思った。
(あと何年、生きねばならないのだろうか?)
支えを失い
灰になり崩れてゆく
姿を思い浮かべる世界の中で
私はお父さんを呼んでいる。
抱きしめられている。
慰められている。
感覚がして
目には見えなくなっても
声が聞こえなくなっても
そこにいるという暖かさだけが
灰になりそうな私を守り続けている。
ときどきの沈黙