輪廻転生 流木が繋ぐ記憶と命 第一話

輪廻転生 流木が繋ぐ記憶と命 第一話

第一話

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おーいこっちだ 作業員が大声で叫ぶ。

ここは政府管理機関のなか。

沢山の大型機械が並び色んなボタンが赤や青、緑、

オレンジと様々な光を放っていた。

私は昨日70才になり今日、Zaiの中に入る。

何年も前からわかっていたことだが家族とも別れここにいる。

私の造ったZaiに。


中に入って下さい。皆さん順番を守って下さい。はーい、一瞬光るだけなので、、、、


そして、私の番だ

その時 閃光が。


おーい、これなんだ?

さっきのおっさん余計なもの持ち込みやがって!捨てておけ


2098年人類は増加の一途とたどり食料持久力も途絶えた。
そこで政府は生命の一定化と称し生殖機能の制御を行った。
それに伴い新しい生命の誕生は人工的になされた。
そして成人は70才に達するとZaiと呼ばれる装置に入れられ、
誕生前の精子と卵子となり、
これまでの経験、記憶、感情、
性別は失われ再度母胎に入り生まれてくるのであった。

輪廻転生 流木が繋ぐ記憶と命 第一話

輪廻転生 流木が繋ぐ記憶と命 第一話

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 冒険
  • 青年向け
更新日
登録日
2017-03-03

CC BY-NC-SA
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CC BY-NC-SA