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世界が無音の色彩に染められようとしている。



   


   


   






   


   


   



無邪気な笑顔を思い出している。



無邪気な笑顔なんて本当はどこにあったのだろうと思い出しながら、



僕はきっと一番大事なことを探せなくなってから思い出そうとするのだ。



   


   


   





   


   


   



.........こんな朝も    もうすぐ終わる。



今日の思いは   いずれどこかへ消える。




   


   


   





   


   


   


訪れる明日は今日とは違う別の一日だろう。



その別の一日と今日との違いに  僕と君は気づくことが出来るだろうか?



   


   


   



   


   


   



メイ・ティン, たったいま  僕にあるのは ゼロへ向かおうとする「気分」だけだ。



そしてこんな気分も、こんな一日も、こんな独白も、もうすぐ、消える。




   


   


   





   


   


   



週末の終末



誰かが白磁のポットを落とす



ニュースが弾道ミサイルの到達時刻を告げる



   


   


   




   


   


   


もう一度だけ   君に   向かって  告げよう。



   


   


   




   


   


   




   


   


   



  「メイ・ティン、   いま  僕にあるのは  ゼロを走り抜けたい君への気分だけだ」
   


   


   


   


   


   

   




   


   


   




   


   


   

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苦し紛れに書いた作品。

作者ツイッター https://twitter.com/2_vich

作者が所属するアートユニット「先端KANQ38」のアカウントを作りました。
映像製作を主に行ってます。遊びに来てください。

先端KANQ38ツイッター https://twitter.com/kanq38

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  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-03-01

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