願い

願い

最初のアイデア、「心を読めるインドの少女」から話をひろげました。

夏休み明け、2学期の初日。

夏休み明け、2学期の初日。放課後の教室で佳菜絵が袋を見せびらかしてきた。
くりくりした目を輝かせて真っ黒に日焼けをした佳菜絵は、遊び回り体が引き締まったせいか小さく見えた。
「3つ願いを叶えてくれるんだって」
そう言って開いた袋の底には、小さな褐色の物体が見える。てっきり海外旅行のおみやげだと期待していたのにこれはなんだろう、と留美子が思ったとき、佳菜絵は周囲を警戒するように声をひそめた。
「悪魔の手よ」
思いがけない言葉に驚いた留美子は、立ち上がった拍子に天井に頭が当たりそうになる。あぶない、あぶない。1学期に当てたときの痛みはまだ忘れていない。
奇妙な物体だった。平たくて少しぷくぷくした外見。すごく小さいが、よく見ると何かの動物の手のように見える。指が5本。水かきのような膜でつながっている。なんだか蛙の手に似ているなと思った。
佳菜絵とは幼稚園からの付き合いだ。いたずらを考えている顔はすぐにわかる。
留美子が考えたことは、佳菜絵にもお見通しということでもある。佳菜絵は、責めるような口調になった。
「3つ願いを言っちゃうとやばいらしいけど2つまでにしておけば大丈夫。言っておくけど本物なんだからね。本物」
「なんで分かんのよ」
留美子の言葉に佳菜絵はにたっと笑った。佳菜絵が何か企んでいるときの笑顔だった。
「まさか試したの?」
「ふふふ」
佳菜絵の笑みがそこら中にこぼれ落ちた。
「で、どうだったの? 願いは叶ったの?」
「内緒」
「なんで教えてよ」
「とにかく本物だって言うことは分かったの。願いの内容はそのうちわかるわよ」
佳菜絵は袋の口を大事そうに閉じた。
「佳菜絵、その袋の中身見せてよ」
突然飛んできた鋭い声に佳菜絵がはっと身をすくめた。クラスの意地悪3人組が近づいてきた。人が楽しそうにしていると決まってちょっかいを出してくる嫌われ者の3人組だ。
「何かしらないけど学校に持ってきていいのかな~」
リーダー格の陽子が佳菜絵から袋を奪い取ろうとする。佳菜絵が袋を取られまいと抵抗するも、多勢に無勢で袋を奪われてしまった。
「なにこれ、気持ち悪い」
陽子は取り出した物を見るなり、放り出した。日光の下で奇妙な手はグロテスクさを増していた。佳菜絵が悲鳴を上げながら床に落ちた手に飛びつく。
「いいかげんにしなさいよ」
留美子はバンと机を叩いて立ち上がった。留美子は背が高い。上から3人をにらみつける。普段怒りを表すことのない留美子の剣幕に恐れをなしたのか、3人はそそくさとその場を後にした。
「佳菜絵大丈夫?」
手を抱え込んだまま何かぶつぶつ言っている佳菜絵を起こし、服の埃をはたいてやった。ありがとうと言う佳菜絵の目に涙を見つけ、留美子は憤慨した。
「いじわるばっかりして、あんな連中いなくなればいいのに」

次の日、3人は学校へ来なかった。
「あいつらがいないとクラスが平和でいいね」
留美子の言葉に佳菜絵はぶるっと体を震わせた。
「佳菜絵どうしたの」
佳菜絵は真っ青な顔で小刻みに震えていた。昨日、3人から奪われそうになった手を必死に抱えていた佳菜絵の姿が脳裏によみがえった。佳菜絵は何かぶつぶつと手に向かって話しかけていた。
「佳菜絵、まさか」
「ごめん先に帰る」
留美子の伸ばした手を振り払うように佳菜絵は教室から出て行った。

 佳菜絵が学校を休んでもう3日になる。あの3人が居なくなってから5日だ。
その間に全校集会が開かれ、不審者に注意するよう話があった。警察にも連絡は行っているらしいが、3人の行方は用として知れない。それでも噂だけは聞こえてくる。噂好きのクラスメイトが語ったところによると、あの3人はほぼ同時刻に居なくなったらしい。夜、何の書き置きもなく、自宅から出て行くところも目撃されないまま、ただ忽然と姿を消した。クラスの生徒4人が同時に登校していない状況に、担任はくぼんだ目で佳菜絵の様子を見てきてくれないかと留美子に頼んだ。佳菜絵は体調が優れず、家で休んでいるという。実は佳菜絵も失踪していて、家族が隠しているのではと疑っているようだ。
 意に反して、佳菜絵は自宅に居た。ベットに横になっては居るが、それほど体調が悪いわけでもなさそうだ。ただ怯えた目をしているのが気になった。
休んでいる間の授業の話や、共通の知人の話を佳菜絵は気の抜けたような様子で聞いている。そういえば、あの3人はまだ見つかっていないと言うと、佳菜絵の体がピクリと反応した。

 佳菜絵の告白を聞いた留美子は、どう慰めたらいいのか悩んでいた。まさかとは思っていたが、やはりあの時、床に落ちた手を拾った佳菜絵は願いをかけたのだそうだ。3人ともいなくなってしまえと。実際に3人が失踪したと聞いたとき、目の前が真っ暗になってしまったという。罪悪感と後悔が佳菜絵の体に変調を及ぼしていた。このままでは、本当の病気になってしまうと思った。
「私に何かできることないかな」
親友の負担を減らすことができるのなら、何でもするつもりだった。留美子の言葉に佳菜絵はすがりつくような目で言った。
「留美子、願ってくれない?」
何を? とは聞けなかった。
「留美子なら1個目の願いだから大丈夫だと思うの」
わたしが、3人を元に戻してくれと願えば全ては解決する。佳菜絵はそう言っているのだ。佳菜絵の必死な顔に、ばかばかしいとその場で断るのはためらわれた。手の入った袋を、押しつけるように留美子に渡した佳菜絵は、少しほっとした表情をした。留美子はその表情を見て、袋を持ち帰るしかなかった。

 自室で袋から手を出してじっくりと観察した。見れば見るほど奇妙な手だ。動物の手であろうことはわかるのだが、留美子が知っているどの動物の手とも似通っていなかった。しいていうなら河童の手であろうか。
「さっき佳菜絵の前で願いを言えば良かったかな」
そうすれば佳菜絵も安心したはずだ。あの3人が戻ればそれでよし、戻らなければ、そもそも手が願いを叶えると言うこと自体が嘘になる。佳菜絵が気に病むことなど元々なかったんだという証明になる。どうして自分はそうしなかったのだろう。あの時、佳菜絵の必死の願いを聞きながら、背中がひやりとしたことを思い出した。佳菜絵は願いを2個までにしておけば大丈夫と言っていたが、そんなに簡単にいくのだろうかと疑問を感じた。世界中の人間が願いを2個までに限定してしまったら悪魔の手にとってメリットってなんだろうと考えてしまった。仮にも悪魔と呼ばれるものが、そんな人間の矮小な浅知恵にしてやられたりするものだろうか。願う人間が誰かにかかわらず、願いが3つされた時点でよくないことが発動するのではないか。決して信じていたわけではないが、ためらってしまったのも事実だった。
 留美子は思い立ってインターネットで調べてみることにした。『悪魔の手』『猿の手』『願いの手』、同種の情報がすぐにヒットした。どうやら世界的にもポピュラーな話らしい。その内容は似通っていて、手は願いを叶えてくれるが、その代償として別の不幸が舞い降りるというものがほとんどだ。そして、余りに有名なため、その名を冠したおもちゃが土産物として売られているそうだ。
「やっぱり偽物か」
緊張していた心が解きほぐされていくのを感じた。そうだ、このサイトを佳菜絵にも見せてやろう。そうすれば、もっと安心できるはずだ。そして、何年か後、きっと笑い話になるはずだ。私たちばかだったねぇって。その時のことを想像すると楽しくなってきた。ついでに佳菜絵の目の前で願いをいってやればいい。まじめな顔つきで仰々しくやってやれば佳菜絵も腹を抱えて笑い出すに決まっている。留美子は練習のつもりでおもちゃの手を握り、正座をした。のどの調子をととのえ、芝居がかった口調でゆっくりと声を出した。
「悪魔の手よ、願いを叶えたまえ~」
真剣さが佳菜絵には受けるはずだと思い、本気で願ってみた。なにも起きない。当たり前かと思うと、急に自分の行動が恥ずかしくなってきた。照れ隠しにおもちゃの手をギュッと握ると、それは握りかえしてきた。
「え!? 」

 目の前に、2人の人間がいた。どこかで見たような芸能人似の若い男と、黄色の民族衣装みたいなのをまとった少女。男の履いているズボンの色に目が釘づけになる。目の覚めるような鮮やかな紫色だ。少女は顔を伏せ、男はこちらを興味深げに眺めている。あまりに自然に、気が付いたらその場に存在していた。ごくごく当然のように目の前に座る2人に、留美子は悲鳴を飲み込み、目をぱちくりとさせた。男は留美子をじろじろと見ると、ほほうと納得したような表情で笑った。しかしその表情は一瞬で、不意に投げやりな雰囲気で言った。
「願いは何にする?」
まるで夕飯何食べるというような気安さだ。まだ状況が飲み込めてない留美子に男はうんざりするように言った。
「願いがあるから俺たちを呼んだんだろう。早く、願いは?」
男のいらいらとした態度に気押された留美子は思わず言ってしまった。
「じゃあ世界平和とか」
男はちらりと横に座る少女を見た。少女はうつむいて目をつぶったまま首を左右に振った。
「駄目だな、本気の願いじゃないと。やりなおし」
男の言葉に、留美子の頭はますます混乱する。
「あ、別口に呼ばれた。ちょっと待ってて」
突然男が目の前から消えた。現れた時と同じく、当然のように居なくなってしまった。留美子はうつむいたままの少女と2人部屋に取り残される。男はなかなか戻ってこず、少女はうつむいたままだ。気まずい雰囲気が部屋を包んだ。
沈黙に耐えきれなくなった留美子は意を決して少女に話しかけてみた。
「あの……、別口ってなんですか」
少女はちろりと目を上げた。大人びた感じだけど12歳くらいかなと留美子は思った。
「別の場所で願った人がいたんです」
かそぼい雰囲気からは想像できないはっきりとした口調で少女は言った。そして再び顔を伏せてしまった。
「その服ってインドかどこかの衣装だよね」
会話を続けていないと不安だった。少女は留美子と目を合わせたが、今度は何も言わなかった。足下から沈黙がしのび上がってくる。
「あなたはあの人と一緒に行かなくていいの?」
我ながらどうでもいい質問だと思った。他にすべき質問があるだろうと自分を蹴飛ばしたくなった。が、今度は少女が口を開いた。
「たぶん願い事は決まっているのでしょう。私は必要ありません」
答えの意味は分からなかったが、少女が答えてくれたことに少し安心した。この雰囲気を維持したかった。
「質問があるんですけど」
「何でしょう」
少女はまっすぐに留美子の目を見ている。
「願いは3つまででしょう。世界中の人間が2個しか願いを叶えて止めてしまったらどうするの」
少女は小首をかしげた。その仕草が少女をいっそう幼く見せていた。
「大損じゃないかということでしょうか?」
「ええ、まあ」
大損という単語に留美子はなぜだかうろたえた。この子、神秘的に見えるけど、なんだか発言が世俗的だ。私はいま何としゃべっているんだろう、と困惑する。
「あの人は人間の欲をそれほど過小評価していません」
少女は右隣の空間に目をやりながら答える。男はまだ戻ってきていない。
「あなたも悪魔なの」
「いいえ、たぶん」
「たぶん?」
「もともとは人間でした。今はわからない」
目の前で会話していながら、人間という言葉に背筋がぞっとした。
「私には人の心がわかるんです。その人が本気でそう思っているかどうか」
先ほど留美子が世界平和を願ったとき、男は少女の反応を見ていた。
「なんで悪魔に協力しているの」
もう会話のための会話ではなかった。なんでこんな普通そうな少女があの男と一緒にいるのだろうと疑問を感じた。気が遠くなるほどの沈黙の後、少女は答えた。
「願いを叶えてもらったからです」
答えるまでの時間の長さが次の質問を封じているように感じた。

 毒々しい紫色とともに男は再び唐突に現れた。今度は何も言わない、ただ留美子を見ている。答えを待っているんだ、そう思った。無言のプレッシャーが留美子に覆い被さる。心を決めた。1個目なら大丈夫だ。
「佳菜絵を健康に戻して」
「おまえの願いは叶った」
棒読みのようなセリフで即答する男に、留美子は拍子抜けした。もう叶ったの?
「それでは最後の願いを言え」
やはり棒読みだったが、思っても居なかった言葉に留美子は驚いた。
「ちょっと待って、私1つしか願っていないわ」
「憶えていないのか、10年前に1つ願いを叶えている」
10年前……。私が5歳の頃だ。病気がちで体も小さく、部屋にこもってばかりいた。
「私は何を願ったの?」
「身長を伸ばしてくれと言ったろう。希望どうりにしてやった」
その頃両親はケンカばかりしていた。2人の不仲に、子供だった私はどうしていいか分からなかった。もっと大きくなりたかった。早く大人になりたかった。大人とは背の高い人、あの所の私は確かにそう思っていた。小さかった私がどこで悪魔の手を得たのか記憶にない。しかし、願いをかけ、叶えられたことを疑う余地はなかった。私の今の身長は2m10cmだ。最近少し縮んだ気がするが、それにしても平均値を越えた高身長であることは間違いない。背筋を支えていた力が抜け、留美子はがっくりと床に手をつく。呆然としている留美子に男の容赦のない声が届いた。
「さて、それでは最後の願いだが」
男と少女が意味ありげに目を合わせた。
「最後の願いは、別の人間に押しつけることができる」
「別の人間に押しつける?」
留美子は倒れそうな意識のまま言葉の意味を考える。
「そうだ。このような忌まわしき悪魔の手をどこかの誰かに押しつけることができるんだ。おまえが望むなら」
男の目は輝き、生き生きとした表情になっている。
「その場合、おまえには何も悪いことは起こらない。赤の他人に背負い込ませることができる。さぁどうする」
私がそう望みさえすれば、この緊張と恐怖から解放されるというのか。
男の笑みはもはやヒトの物ではなかった。口の両端は耳まであがり、らんらんと輝く目は黒目で塗りつぶされていた。こいつは人の心を喰らうんだと確信した。少女の両手が握りしめられるのを見た。留美子は最後の願いを決めた時、少女の両手が握りしめられるのを見た。
「佳菜絵の願いでいなくなったあの3人を元に戻して」
男の体が感電したように震えた。
「それはできない」
男は震える声で絞り出すように答えた。
「彼女たちは家出をしているだけだ」
なんだ。そうだったのか。留美子はほほえんだ。目の前の男の震えが激しくなっている。どうしたというのだろう。少女は血が出るのではと思うくらい両手を握りしめている。それを見て、次の願いを決めた。少女の目が大きく開かれた。留美子はその目に笑いかけた。
「この子を解放してあげて」
右手が握られる感触とチクリする痛みを感じた。目の前の男の体が突然炎に包まれた。白い霧のような炎だ。地の底からの轟音のようなうなり声を上げながら、男の体は震えている。白い炎が隣の少女の体をも包み、ふくれあがり、そして輝度を増していった。耐えきれないほどの明るさが部屋に溢れ、不意に暗闇が訪れた。

闇の中から少女の声が聞こえてきた。ささやくような小さな声だ。
 「この2000年の間、多くの人間の願いを叶えてきました。人々の願いには様々な物がありました。お金持ちになりたい、病気を治して欲しい、好きな人と結ばれたい。でも最後の願いは皆同じでした。自分以外の誰かに悪魔の手を押しつけたのです。その醜悪な心こそが手の望む報酬であり、力の源泉でした。でもあなたは自分以外のために最後の願いを使った。悪魔の手は力を失い、私たちは解放されることができました。あなたは私たちの恩人です」
遠くなる意識の中、留美子は答えた。
恩人なんてやめてよ……、恥ずかしいじゃない……。
そして留美子は意識を失った。

 目が覚めると、ベッドに寝ていた。白い壁に白い天井。
白衣を着た男が、今ご両親が来るからねと笑みを浮かべた。男は医師でここは病院なのだろうか。
「わたしどうしたんですか」
医師は浮かしかけた腰を椅子へ戻した。幼児に話しかけるようにゆっくりと語りかけてくる。
「君が握っていたのはカモノハシの手のミイラなんだよ。カモノハシの後脚の爪には毒があってね。おそらくミイラになっていても残っていたんだろう。強く握ったりすることで毒が分泌され、体内に吸収されたものと思っている。死ぬような毒ではないが、心身に大きな影響を及ぼしてしまう」
悪魔の手を握ったとき、チクリとした痛みがあったのを思い出した。毒のせいで幻覚を見ていたのだろうか。両親が入ってきた時、驚いた。父が泣き、母が怒っていたからではない。2人とも若返っていた、ちょうど10年前のように。
留美子は布団をまくり上げて自分の体を確認した。どう見ても高校生の体ではない。5歳くらいの女の子の体格だ。留美子のただならぬ様子に両親が慌てる。
「先生、もう大丈夫なんですよね」
「心配いりません。ちょっと混乱しているんでしょう。毒素は抜けていますから、一晩寝たら元通りになりますよ」
医師はやさしくほほえんで、留美子の頭をなでた。
「何もなかったように元に戻るからね。何もなかったように」
ほっとした両親がケンカを始めた。父が危険なおみやげを買ってきたことを母が蒸し返し、珍しいカモノハシの手だったんだよと父は必死に弁解している
医師と看護師は、診察道具を片付けながら両親のケンカを見てほほえんでいる。
病室の扉が開かれて小さな女の子が入ってきた。見た瞬間に分かった。5歳の頃の佳菜絵だ。かわいらしい。
枕元にきてぶっきらぼうに言った。
「もう治ったの」
「うん大丈夫」
留美子が答えると佳菜絵はにたっと笑った。佳菜絵が誰かのためのことを思っているときの笑顔だった。夢の中で、何の願いをしたのか聞いたときと同じ笑顔だった。そうか、佳菜絵が何の願いをしたのか、留美子には分かった。道具を持った看護師が帰るすがら耳元でささやく。
「ありがとう」
「えっ」
医師と看護師は病室を出て行こうとしている。扉から一陣の風が通り抜けた。医師の白衣が少しまくれ上がり、ズボンの裾が少し見えた。どこで売っているんだと笑ってしまうほど鮮やかな紫色だった。

願い

カモノハシの爪には毒があることを知ることで完成に至りました。

願い

  • 小説
  • 短編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-02-27

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