片想い

あなたのことは前からずっと好きでした。

一目惚れでした。仕事を一緒にしているうちに、もっと惚れてしまいました。

一目惚れって、自分の本当の気持ちをあらわした一瞬の感情です。これほど純粋なものはありません。人を好きになるのに理由はいりません。好きだって直感した相手が好きなのです。

だから一目惚れは相手が既婚者、未婚者、そんなのは関係ありません。好きになった人が、たまたま既婚者だった、または未婚者だったということです。


私は既婚者に一目惚れをしてしまいました。その人の左手の薬指に光るリングを見て、私は、私の一目惚れはこれからも一方通行のままだと確信しました。

しかし、この一目惚れの感情はおさまりませんでした。相手が既婚者だからといって、好きだという感情を変えることはできません。
私は、この気持ちは変えません。ただ、あの人が好きなのです。あの人が私をどう思おうと、私は好きなのです。ただ、私の心の中の妄想では、あの人と私は恋人関係。妄想している時間は私の幸せのひととき。

これからは、あの人と私はどうなるのでしょうか。近くにいてほしい気持ちと、このまま離れた距離のままでいてほしい気持ち、矛盾しているみたいだけど、今はそんな気持ちなのです。

片想い

片想い

好きな人がいるのに、その人は既婚者だから私はなにもアプローチできない。そのもどかしい気持ちはつのるばかり。

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-02-25

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