学校生活
恐ろしい夢
「・・・しょ う・・なんでしょ。」
はあっ!!
ゆ・・・め・・・?
そうか、私は夢を見ていたんだ・・・
良かった夢で・・
それが、現実になるとは考えることもなかった。
「ふわぁ~。寝よ・・・」
ドン引きの相手
四月になった
私は、六年生になったんだ!
「り・・絵里、起きなさい!。」
前を見ると、お母さんがすっごく怖い顔で立ってた。
あ、そうそう私は、七坂絵里 っていうの。 通称えりっぴ。
なんでかは、知らないけどいつの間にかそう呼ばれてた。
ふと、時計を見る ・・・ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
やばっ! なんと今は、七時五十分。 中学生あるあるのトースト食べながらダッシュを私は今やっている。
チャイム音が鳴り響くと同時に駆け込む。ついてたことに、先生はいなかった。
「絵里~ 珍しいじゃん。どうしたの?」
というなり飛びついてきたのは、友達の直。幼稚園からの付き合いなんだ!
「よ!絵里。」
これは、悠斗。同じマンションの友達。
「なあ、絵里 俺らの担任誰になると思うか。」
「悠斗は、誰がいいの? 私は、吉宮先生がいいな~」
そんなことを言いながら、体育館に行った。
いよいよ、担任発表の時間になった。
「・・・六年生の担任は・・・」
心臓がドクドク・・・という。
「長谷川先生です。」
その瞬間、皆の顔が固まった。
悪の担任
「おい、うそだろ。」
「やばくない・・・。」
担任発表の後の私たちは、騒然としていた。
「ねえ、悠斗。これから一年、長谷川先生が、担任なの?」
「そんなに嫌なのか? 顔色悪いぞ。」
絵里は思い出したのだ。 昨日見た夢を・・
「り・・ぶか?・・・おい、絵里ってば マジで大丈夫か?」
「あっごめん。実は昨日の夢でね、長谷川先生が・・」
と一連の流れを話した。
「それは、びっくりしたよな」 って、悠斗は笑った。
でも絵里は、全然笑えなかった。
そもそもなぜ私たちが、こんなにも嫌がっているかというと長谷川先生は評判がめちゃくちゃ悪いのだ。
ここで<長谷川先生>についておさらい
1 25歳の若さだが見た目は、40以上。
2 男子にやさしく 女子に厳しい。
3 人を見極め、自分より上か、下か 判断する。
4 字が下手。
5 ものすごいデブ。
つまり、あの人は悪魔いや、魔王なのだ。
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