豆腐を怒らせると怖いんだぞ!
 「何が怖いんだ」
 侮ったその時。
 グパァ!
 豆腐はそんな音と共に、二つに割れて、大きな口を開けた。その大きな口は、侮った男よりも遥かに大きく、鯨のようだ。
 

 …その後、男の姿を見たものはいない。

  • 小説
  • 掌編
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-07-24

CC BY-NC-SA
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