94

山田

最強
年明けの夕暮れ
空いた電車
待受は最高の歌姫
最強

今だけ
怖いものひとつとない
最高

叶えた夢は
ひとつもないのに
信じられる永遠が
君の歌の中にある

欲しいもの 欲しかったもの
数えた冬から君がいなくなって
それでも東京タワーの下には
幸せが埋まっている

空いた穴をふさぐ
ひとりひとりの手のひらを
忘れずにいられたら

私しかいないあの白い部屋にも
幸せはきっと産まれてくる


20170102

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  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-02-17

Copyrighted
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