光の気持ち

そういえば

朝の光が 鍵に反射して

綺麗だったから しばらく部屋の前で

佇んだんだ

光線はどんな気持ちで

人々を アスファルトを 鍵を

ぬらす

今日が始まり

終わり

また朝が光る

登校する児童の声

大好きな人の香りの記憶と

ひなたの鍵穴

光の気持ち

光の気持ち

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-02-15

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