いけない日曜日

雨に塗り潰されている
窓は暗がりには眩しく
部屋に引き籠っている
私に関係ないと嘲笑う

無理に街を歩いてみる
世界は青白く途切れず
生きるには必要だから
私は想像を話している

いけない日曜日

人に飼い慣らされている
文鳥と金魚などは屈せず
社会に繰り出している
親には一生頭が上がらず

無駄に時間を生きている
信号は未だ点滅せず
夜になれば安心だから
それまで退屈を凌いでいる

いけない日曜日

いけない日曜日

いけない日曜日

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-02-11

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