幻の灯

過去の風吹き 刹那を想い
時を懐かしむ
遠くの月日 季節は過ぎ
僕は笑っている

償いも何も
君は何も覚えていなかった

幻の灯 照らして
君よ笑ってみせて

一瞬の影送り 切なくなり
目を閉じている
青空の下で 振り向き様に
僕に笑っている

誰も彼も
君は全て忘れてしまっていた

幻の灯 照らして
僕より幸せでいて

幻の灯

幻の灯

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-02-06

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