豆腐と魔法

 
 「なんで、私が大豆の国の揉め事を何とかしなきゃいけないのよ!」
 「これはフーコにしか出来ないことなんだ!」



 突然フーコの元に木綿豆腐が現れた。
 「フーコ、君に魔法の力を上げるよ」
 そういって魔法の力で変身したフーコ。
 「じゃあ、行こう」
 「どこへ?」
 「大豆の国、味噌と醤油の喧嘩を止めなくちゃ、そうしないと世界が大変な事になる」
 踊り狂うネギを大豆の力で止めたり、生姜の元にお豆腐を届けたり。
 パープー
 ラッパの音で、パートナーの木綿豆腐のメッくんを巨大化する。
 「まだ絹ごし豆腐なら良かったのに!」
 「木綿には木綿の良さがあるっていうの!これだから女子は!」
 豆腐と魔法の力で、大豆の国は救うんだ!
 

 

豆腐と魔法

豆腐と魔法

  • 小説
  • 掌編
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-07-20

CC BY-NC-SA
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