1日の終わり。

1日の終わり。

寝る前に思い出す。

あなたのことを、今日もまた反芻する。




今日はいつもより


髪の毛がふわふわだった。

声が少し低かった。

笑うことが多かった。



いつもと同じように


可愛かった。

かっこよかった。

好きだなあって思った。




そして相も変わらず彼の隣には
涙を流すあの子がいた。




あーあ、
いつになったら
私を見てくれるのかなあ


あの子なんかより私の方が
ずっとずっと可愛いのになあ




そうだ今度は

私がどれだけ彼を大事に思ってるのか
そしてあの子がどれだけ邪魔なのか
血文字で10枚に綴った手紙なんかじゃなくて

ちゃんとあの子に電話をしてみよう
繋がるまでずっとかけてみよう



ああでも家から発信したら
私だってバレちゃうかもな


電話するなんていったって
話したいことなんか何もないから
必然的に無言電話。



ああもう、じれったいなあ。



私の存在に早く気づいてね
いつかあなたの隣に行くからね。



おやすみなさい。

1日の終わり。

1日の終わり。

  • 小説
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更新日
登録日
2017-01-14

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