暁星
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君が自殺した朝
この世で一番美しい星が見えた
あれは君の星
君が死んでしまったことで
君の生はこの暁において
最も確実性を含んだものになったよ
死んだということは変えられない
だから
生きていたということも変えられない
これこそ君の復讐だったんだろう?
紙風船に息を吹き込んだ
音も立てずに
それは
爆ぜた
さながらしゃぼん玉のようだ
爪を噛む癖は僕が引き継いであげよう
早起きを癖にしてあげよう
それから
孤独な君の星に僕が住んであげようか
あの暁星をゆびさして
僕だけが
君の死を称賛する
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暁星
君が好き。