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君がボクの魂をなぞって食べていく
そういうゆめを見て少しだけ泣いた

世界はやわらかくてかたくて
ほとんどのものが僕の愛の向こう側で息をしている

憂鬱いろのわたあめをあの夏に食べそこねたから君とは永遠にお別れした
あの子の歌みたいに死んじゃえばよかったね

きみがきみだけが僕のゆめのすべてから放り出されて車にはねられてくれたら
あの時のすべてを永遠に忘れなかったと思う

そんなものだよ
君は君とのことは僕にとって
ボクたちにとって



20160909

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  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-12-31

Copyrighted
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