プレゼント
白い雪が舞う夜中 寒い部屋
夜空の月は遠く美しく
窓に射し込む月光は 悲しくなるほど綺麗
暖かいはずの室内なのに なぜか寒さは身に染みる
帰りが遅い貴方を たった1人で待つ私
心が冷えきっているからだろうか
いくら体を温めても 温もりは虚しくなるばかり
時間よ早く進んで 貴方が帰って来るまで
この寂しさを癒せるのは 貴方しかいないから
雪が降り続けてる街を ただぼんやりと眺めながら
ポツリと呟く儚い願いは 綿雪のように消えていく
白い雪が舞う夜中 白いドア
ドアの開く音はやけに響き
ただいまと言う貴方は はにかむように笑う
さっきまで寒かったのに なぜか心が温まる
出迎える私に そっと箱を差し出す貴方
あまりに嬉しかったからだろうか
メリークリスマスの文字も 涙でにじんでよく見えない
時間よゆっくり進んで 幸せがずっと続くように
この嬉しさを分かち合えるのは 貴方しかいないから
雪が降り続けてる街を 2人で並んで眺めながら
ポツリと呟く儚い願いは 綿雪のように積もっていく
プレゼント
こんにちは、作者の黒豹です。
昨日はクリスマスでしたね。本当ならクリスマスに間に合わせるつもりでしたが…投稿が遅くなってしまいました。
さて、気を取り直して今回の作品はそんなクリスマスをテーマに作成しました。
クリスマスの夜にパーティーに遅刻した彼をただひたすら待つ彼女の心の移り変わりをイメージしながら作成しました。
作者の住む場所では雪が降らずホワイトクリスマスは叶いませんでしたが作品の中だけではホワイトクリスマスでお祝いしたいですよね!
来週には年が明けますが今年の思い出を振り返りながらいい年明けを迎えたいですね。
次作についてです。
来週の日曜日は年明けの1日ですので投稿は出来るかどうか分かりませんがまた近いうちに投稿したいと思います。(願望では1日に出したいのですが…)
この作品が今月の最終作品になります。
最後まで読んでくださった皆様本当にありがとうございました。また来年も作品を読んでいただけるととても嬉しいです。勿論、Twitterで感想も募集しています。
来年に向けてテーマも募集していますのでお気軽にTwitterにてメッセージを送ってくださいませ。
長くなりましたが、来年も良い年になりますように!