運さえあれば異世界最強~クラスで異世界召喚~
主人公の名前は神井鏡次だ。引き籠もりの彼がテストなので学校に出たらクラスが異世界召喚にまきこまれた。
そこにいる神に授けられたスキルはヤバすぎる幸運。
俺の名前は神井鏡次。今俺は異世界にいる。そう、異世界召喚されちゃったんだ。
「あふぁぁぁぁぁ」
大あくびをしている、俺の名前は神井鏡次。
現在、17歳高校2年の引き籠もりである。
俺は今外に出ている。この引き籠もりの俺が何故?そう、今日は学校の期末テストの日なのだ。
流石の俺でもテストを休むことだけは出来ない。テストはだいじだ。
俺が引き籠もりだからといって、友達がいない訳ではない。少ないだけだ。
俺はよりにもよって、クラスの人気者と仲がいいからだ。
仲がいい奴がいるだけで、彼女も今まで人生で一度もできたこともない。
俺が教室へ入ると、
「あ!鏡次久しぶりだな!元気にしてたか?」
声を掛けてくれたのは、合田剛だ。俺の数少ない友達の中では一番仲のいいクラスメイトだ。まぁ、彼に俺より仲のいい友達がたくさんいるのは悲しいが.........
「あ!神井君久々だね!」
彼女が俺がクラスメイトに嫌われる元凶だ。彼女は10人の内9人が好きと言うであろう、学年1のモテ女だ。おれと彼女が仲が良いため、クラスメイトや学年の奴らは牙を向けてくるのだ。
そして、
「神井君はおはようございます。早く席に座ってね」
俺達のクラスの担任の西村愛子先生だ。年齢は27歳で、生徒達からも厚い信頼を得ている先生だ。
「おはようございます。西村先生」
西村先生が微笑む。
「はい、これで全員揃ったね。今日は朝礼があるので、廊下に並んでください」
西村先生がそういって、クラスメイト達が廊下に出ようとする。すると、早速生徒たちがこの教室の異変を感じ取った。
「あれ、このドア開かないんだけど。」
そう言ったのはクラスメイトの水上だ。成績優秀な彼が嘘をつくはずもない。
「おっまえ、馬鹿か。そのドアに鍵掛かってねぇじゃねぇか。其処まで力弱いとは思ってなかったわーハハハハ」
そう言ってドアを開けに行ったのはクラスメイトの岡田だ。柔道部に入っていて、とてもゴツいからだをしている。ちなみに握力は80キロオーバーだ。
すると、予想外の事が起きた。
「嘘だろ。これ本気でやっても開かないんだけど.........」
岡田がそう言ってクラスメイトがどよめき始める。岡田は学年1の力の持ち主で
岡田の力で開けられないというのはまず考えられない。
数十秒経ったぐらいでクラスメイトの一部が教室の異変に気付き始める。
俺も気付いている。
床が光っているのだ。
しかもこの光は時間が経っていくにつれ、明かりが増している。
すると、突如床に、教室を埋め尽くすほどの大きさの魔法陣が出現した。
魔法陣とはゲームで出てくる強力な魔法を使ったり、勇者を召喚したりするのに使われるものだ。
俺達の場合は後者だろう。
数秒後視界は闇に包まれ、不思議な浮游感と共に意識が遠のいた。
運さえあれば異世界最強~クラスで異世界召喚~
彼はスキルがチートなことに気付き、異世界の怪物を簡単に倒すようになる。