恋をしなくちゃ

Richard Carpenter, John Bettis & Albert Hammond 作

The CarpentersのI need to be in loveの邦訳です。「青春の輝き」という邦題はよく考えられていてすごく好きなのですが、実際訳してみると、青春を回顧していると言うより、どちらかと言えばこの曲の主人公は別れに打ちひしがれつつも、前を向いて今を生きようとしているように感じ取れました。まあこういったものの解釈は人それぞれだからこそ面白いですものね。
さて、全体の流れを重視して意訳し過ぎな部分もあるかも知れませんが、素人の腕前なぞこんなもんさとご容赦いただきつつお楽しみください。

信じ続けるのって人生で1番難しい
こんなおかしな世界で運命の人に出会えるなんて
人々が来ては去る間に合わせみたいな生活のなかじゃ
私はその人に気付かないかも知れないのに

あの人にはよく言ったわ
「縛るのは無し、シンプルな関係でいよう」
でも自由は結局さよならを呼んだだけだった
時間がかかったけど学んだの
"フリー"からは何も得られないって
随分高くついたおかげでね

分かってはいるの 私恋をしなくちゃって
分かっているのよ 時間を沢山無駄にしたこと
知ってるわ そもそもが完全じゃない世界に完全をさがす意味も
それでも私はきっと見つかると信じてるの
本当に馬鹿でしょう

それで今ここにいる私は
ポケットの中がそんな良い心掛けで一杯なわけ
もっとも今夜は慰めにもならないけどね
午前4時にはもうすっかり目が覚めちゃって
友だちも側にいない
ただ希望にしがみ付いているだけ
でも私はそれでいいの

分かってはいるの 私恋をしなくちゃって
分かっているのよ 時間を沢山無駄にしたこと
知ってるわ そもそもが完全じゃない世界に完全をさがす意味も
それでも私はきっと見つかると信じているの
本当に馬鹿でしょう

恋すべきなのは分かってる
無駄な時間が多過ぎたことも
不完全な世界に完全を求める愚かさも
分かってはいるのよ
それでもまだ運命の人に会えると信じているんだから
私って本当に馬鹿でしょう

恋をしなくちゃ

恋をしなくちゃ

The CarpentersのI need to be in loveの邦訳です

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-12-22

Derivative work
二次創作物であり、原作に関わる一切の権利は原作権利者が所有します。

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