世界が終わる夜

世界が終わる夜
風の音を
耳を澄ましてごらんよ

聴こえるでしょう 泣き声

いつもずっと探してた
いくつもの夢のかけら

つまづいて転んで
こぼれ落ちていったもの
振り返れば 何も見つからない

太陽の陽は
二度と 照らしてはくれないから

僕は走る 世界が終わる夜に

「生きていたい」そう願いながら


君は笑う 世界が終わる夜に

「変わらないものはない」のだと

世界が終わる夜

世界が終わる夜

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-12-16

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