さよなら

優しい気持ちの味は
真夜中に君と食べたラーメン

悲しい気持ちの音は
並んで漕いだブランコの軋み

嬉しい気持ちの色は
海にうつった光る虹

やるせない気持ちの香りは
2月の朝につもる雪


さよなら だけど なかないで

思い出の手ざわりは
きえない

さよなら

さよなら

別れの詩です。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-12-04

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