骸
人間とは難しいものだ
人生とは未知の闇だ
まるで鎖に繋がれた犬のようだ
だからこそ鎖を腐らせ脱走する
太陽に喧嘩を挑むように
思考とは1ピース無い
ジグソーパズルのようだ
理性とは不揃いのミニチュア模型だ
光とはなんだ
眩しいだけでは無いはずだ
瞼を開けよう見える景色が
光りかもしれないだろう
自分とはなんだ
分からない、だからこそ
育てるのだろう、自分が
自分を育てる。
話は変わるが
腐った骸は生き返る奇跡は
誰も見たことは無いだろう
ifの世界は常に脳内や世界観に
あるわけでは無いのだろう
私は【あちら】の世界で
その【奇跡】を見るとしよう
骸