サカサマサカ

後ろからケリ入れられ

前からド突かれ

首を落されたような
気持ちになって

もうダメだ

衰弱して

何もかもおしまいだ

気持ちが落ちるは
しょうがない

人それぞれキャパがある

周りの人の顔が
凍てついて見える

そんな様に見える
のはほぼ妄想だ

走ってみる

駆け抜けてみる

無法地帯

先の先まで行ってみる

そこは今までとは
違った楽園だ

望むのなら
地獄にも天国にも行ける

何処までも行ける

それがここの掟だ

隠れろ逃げろ

回り道も大切だ

進め

ここぞ思う時は
とにかく進め

過去も未来も現在も

行って見なきゃわからない

生きてたら
しょうがないってのは
死んでも同じ

悔いは残る

うつむいたら

先を見てほしい

ただ先を

今もあるが明日もある

みえない明日に
希望がきっとある

ウソでーーーす!

こんなことも

それでも

生かされてる
よりは生きているんだ

誰の責任でもない

背負ってるものもない

あるのは自分の心の海だ

ずっと果てしない

世の中逆さにしても

またひっくり返しても

同じ

永遠と漂ってる

何が言いたいって

何もない

これ以上は考える必要もない

それだけだから

開き直ったら

それまでなんだ

心が重いのは

浮かびそうな船を

碇で縛り付けてるからだ

軽くなりなよ

辛くなっても

逃げることなく

開き直って

自分が大切でいいんだ

自分を好きになれば

人にも優しくなれる

そしたら何もかも

穏やかになってゆく




返せば
まさかの展開

サカサマサカ

サカサマサカ

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-11-24

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