反射

顔で通じ合う
色は無いけど形がある 何を隠して音を出すの
そのままのパワーは体と共におさまった

眩しい下で得るように目の下に作り置きをする
眩しいままでいたい

揃わないで 守らないで バラバラの体でずっとずっと遠くへ行ってしまいたい

寂しくないんだ 私は広がっているからさ
表へ立って目と鉢合わせするのは恐ろしく感じてしまうの

焦げる思い 眩しいままの目
光が突き刺すその奥へ
食い寄ってもっと広げて

どこまでも続きそうなパワーも
落として行かないで 忘れないで
あたたかく現実でいたい

反射

反射

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-11-23

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