ぬくもり

物凄く胸糞悪くて後味の悪い話を書いてみたくなったので。

プロローグ

「ボク 知ってるよ。
みんなね、だんだん冷たく冷めちゃうんだよ。
お湯も時間が経てば水になるし
温かいご飯も冷めて美味しくなくなるんだ。
お家の中もママも最初は温かったんだよ。
しょうがないんだよ。ボク知ってるもん。
でもね、やっぱり羨ましかったんだ。
他のお家みたいな明るい家族が。

始まり。

「ボク 知ってるよ。
あの男が本当のパパじゃないの。」

本当のパパの事はよくわかんない。
ボクは覚えてないし、お家に写真も無いから
ママも何も教えてくれないからわかんない。
でも あの男がパパじゃないのは知ってる
知ってるのかな?違うって思ってるだけかも

あの男の名前はわかんない。
だってボクが話かけると
『うるせぇ!』
って ボクを叩くから。
あの男がお家に居る時はボクはおとなしくお部屋のはじっこで座ってるんだ。
声を出したら 叩かれるし
あの男を見てても
『何を見てんだよ!』
って 叩かれちゃうから。
おとなしく膝を抱えて下を向いてるんだ。

あの男が怒りだすと ママも怖がるから。
ママがかわいそうだから
痛いのもヤだけど
ママが悲しむのもヤだから
ボク おとなしくするよ?ママ。

ルール

「ボク 知ってるよ。
弱い人は強い人の言うことを聞かなきゃダメ
強い人は弱い人に何してもいいんだ。
だって 逆らうとボクもママも叩かれるもん
そう言うルールなんだよ。」

あの男がお家に来た最初の頃はお菓子やオモチャをくれたりボクやママに優しく話しかけて笑ってた。と思う。
もう ずっと そんな事ないから忘れちゃった
ボク 最初ね?知らない大人の人だからちょっと怖かったんだ。
でも ママが嬉しそうな顔してたから
ボクも仲良くしなきゃって思ったんだ。

何を言ったのかは覚えてないんだけど
いつか あの男に話かけたら急に怖い顔になって
ボクの事を叩いたんだ。
怖くて痛くて泣いちゃった。
泣き声を出すと
『るせぇんだよ!このクソガキが!』
って よけい怒ってボクを叩くんだ。
でも もっと怖くなってたくさん痛くされて
もっと泣いちゃったんだ。
『テメぇの躾が悪いんだ!このバカ女!』
って、今度はママを蹴りだしたんだ。

「やめて!ママを蹴らないでよぉ!」
って 頑張って言ったんだ。そしたら
『元はテメぇのせいだろうが!やめてほしきゃ俺の言うことを素直に聞けよクソガキ!!』
って ボクを蹴ったんだ。
叩かれるより痛かった。
でも ママが蹴られる方がヤだったから
おとなしくしようと頑張ったんだ。

ボクのお家で1番強いのはあの男。
だから ボクもママも言うことを聞かなきゃダメなんだよね?
それがルールなんだ。
ルールを守れないと叩かれたり蹴られるんだよね?
ボク 痛いのも怖いのもヤだけど
ママが泣くのは もっとヤだから
ちゃんとルール守るよ。

平等

「ボク 知ってるよ。
世界にはたくさんのルールがあるの。
でも1番守らなきゃいけないのはお家のルール
だって他のルールを破っても
誰もボクもママも叩かないもん。
だからボクはお家のルールを守るよ。
学校に行けなくてもママがいるから大丈夫。
知らない人とは話しちゃダメなんだよね?
大丈夫だよ?ボクが遊ぶのは虫や動物だから」

どれぐらい学校に行ってないかは覚えてないや
学校に行くと同級生とか先生がいろんな事を聞いてくるけど 話しちゃダメだから困っちゃうし。
知らない人がお家に来たりして
あの男と口喧嘩みたいになって その後怒られちゃうから学校には行かないんだ。
でもね。あの男とママが寝てる 夜の間ちょっとの時間だけ外で遊んでるんだ。
見つかったら怒られちゃうかな?
大丈夫だよね?人には会ってないんだから。

最初は庭にいる虫と遊んでたんだ。
蟻はいっぱい庭に居たよ。
でもね?蟻は悪い生き物だったんだよ?ママ。
ボクの言うことを聞かないんだ。
ボクのお家に居て ボクより小さくて弱いのに
ボクの言うこと聞かないんだよ?ダメだよね?
ルールを守らないとダメなんだよね?
だからボクは蟻にお仕置きしたんだ。
足で踏んづけたり、入ってく穴に水をいれたり
でもね 蟻は何にも言わないんだ。
(ごめんなさい)とも(やめて)とも言わないから
なんだかつまんないんだ。
バッタとかトカゲとかも居たけど
みんなおんなじだったよ。
ボクは叩かれると怖いし痛いし
ちゃんと謝って許してもらう様にがんばってる
なのに蟻やバッタは謝らない。
ズルいよ。
ボクの方がヤな思いしてるよ 絶対。
ボクより弱いんだから ボクよりヤな思いしなきゃ
不公平だよね?ママ?

ちょっとしてから
庭の塀の上を猫が歩いてたんだ。
小さな声と小さな手振りで
おいで おいでってしてんだ。
そしたら その猫がボクの方に寄ってきたんだ。
かわいい、かわいいってボクは猫を優しく撫でてあげたんだ。
猫は気持ちよさそうに
ニャーニャーと声を出してた。
ときたま 大きな声を出すので
「ダメだよ。大きい声を出しちゃ。ママ達が起きちゃうでしょ?おとなしくしなさい?」
って 撫でながら猫に言ったんだ。
だけど猫は悪い生き物だったよ。ママ。
全然 声を小さくしないんだ。
ズルいよ。
ボクはあんなに怖くても泣き声を出さない様にがんばってるのに。
ボクは静かにしろって言われたら ちゃんと静かにするのに。
ボクより小さいんだからボクより弱いんだろ?
だったらボクの言うことを聞かなきゃダメだよ。
じゃないと不公平だよね?ママ?

ボクは撫でてた手をグーにかえて猫をおもいっきり叩いた。
大きな鳴き声を出して猫は走り出して 塀を飛び越えていった。
「ズルいよ!ボクは逃げれないのに
ボクより弱いくせにボクから逃げるなんて!」
言ってみても もう猫はいない
こんなのズルいよ。
ボクだって逃げたいのに。
でもボクだけ逃げたら きっとママがいじめられちゃうんだ。
猫はズルい。
ボクの中から怒りの気持ちが吹き出してきた。
ボクは庭に転がっていた棒を持って庭からこっそりと外に出て行ったんだ。
悪い猫をお仕置きしなきゃいけないから。
ルールを破ったら怖くて痛い思いをしなきゃいけないんだから。
そうじゃなきゃ不公平だもんね?ママ?
ちょっと歩くと眠ってる猫を見つけた。
そーっと近づいて棒を猫のしっぽの付け根辺りに叩きつけた。
猫は上手く歩けなくなってたけど
ボクをにらみつけて怒った様な声を出してる。
「なんだよ?お前が悪いのになんでそんな目でボクを見るんだよ?」
猫に話しかけても怒った様な声をあげてにらみつけたままだった。
「静かにしろよ?まだわかんないの?」
猫は声をとめなかったんだ。
ボクの言うことを聞かない悪い猫だ。
ボクは棒を大きく振り上げて猫の頭へと勢いよく降り下ろした。
ほんの一瞬の高い声とグシャってこもる様な音が混じって聞こえた。
そして猫は静かになった。
鳴かないし、動かない。
「最初から素直にボクの言うこと聞かないからだ。」
振り返ってボクはお家に戻って行った。
その猫がボクから逃げた猫かどうかはわかんない
でも猫は猫だし どうでもよかった。
その後 何匹もの猫に何日もお仕置きしたんだ。

きっかけ

「ボク 知ってるよ。
ママがあの男の言うことを聞くのは
ボクを助けるためなんだよね?
よけいに怒らせないようになんだよね?」

どれぐらい温かいご飯を食べてないかな?
覚えてないや。
ご飯はあの男が食べ終わった後に残ったのを食べるから いつも冷たいご飯。
でも ママの作ったご飯は美味しいよ?
遠い国にはママが居なくてご飯も食べれない子供がたくさん居るんだから ボクとママはきっと幸せなんだよね?

何匹の猫にお仕置きしたか覚えてないけど
なんとなく 夜のお出かけが日課みたいになってたんだ。
ある夜、犬に出会った。
そんなには大きくない犬だったけど
いきなりボクをにらみつけて呻き声をあげていた。
「なんだよ?ボクが何かしたか?」
犬に聞いても答えはかえってこない。
ウーウーと呻き声を続ける犬。
「ボクより小さいくせに ボクに歯向かうのか?」
もちろん 返事は呻き声。
すごく腹がたってきた。
ボクはあの男に歯向かえないのに。
不公平だよ。ズルいよ。
お前は1人かも知れないけどボクにはママがいるんだ。ママを守るためにもボクが我慢しなきゃいけないんだから。
怒りに任せて棒を降り下ろした。
けれど犬はさっと棒をかわし
降り下ろした腕に噛みついてきた。
「うわぁ━━━!」
たまらずに大声が出た。
腕に牙が食い込んでいる。
「痛い!痛い!離せ!ちくしょう!離せよ!」
噛まれていない方の手で犬の脇腹を何度も叩いた。でも子供の力で素手で叩いてもあまりダメージを与えられず犬は全く離れない。
「なんだよ?!なんでボクに痛い事するんだよ?!」
泣き叫びながら犬を叩き続けた。
ボクの叫び声のせいで周りにの家の灯りがついて
何事かと数人の人が近寄って来る。
犬はその気配を感じたのか腕から口を離して
その場から逃げて行った。
痛かった。悔しかった。許せなかった。
でも こんな時間に子供が血を流してるなんて
人に見つかってお家に連れてかれたら
また あの男に怒られる。
痛みをこらえて走った。
片手を押さえながらだから上手く走れなかったけど 頑張って走った。
いっぱい血が出たんだ。
見つからない様にタオルをもってきて
腕にきつく巻いて寝ようとした。
だけど どんどん痛くなったんだ。
頭はクラクラするし 痛いし 気持ちも悪くなってた。
静かに呼吸ができない。うるさくしたらママ達が起きちゃう。
タオルをもう1枚持ってきて口にくわえて我慢した。
悔しかった。ボクはアイツより弱いのか?
ヤだ。これ以上ボクをいじめる奴が増えるなんて絶対にヤだ。
そんなの許せない。
絶対に許さない。
布団の中でうずくまり震えていた。
怒りと悔しさと痛みと気持ち悪さで。
そしてボクは気を失った。

気がついたら 夕方だった。
ママ達は出かけてるみたいだった。
よかった。
起こされて起きれなかったら
ケガが見つかったら
あの男にきっと怒られる。

腕の血はとりあえず止まったみたい。
痛いけれど怒りと悔しさが勝ってた。
絶対に許さない。あの犬は。
夜になってもママ達は帰ってこなかった。
チャンスだ。
棒で勝てないなら・・・
刺してやる。斬ってやる!
噛まれていない左腕にタオルを巻きつけ
噛まれた右手に包丁を持った。
強く握れないから 握った上から縛りつけた。
左手にはまた棒を握り 昨日犬が居た場所へ向かった。

昨日の場所に犬は居なかった。
まわりをウロウロ探して歩いた。
短い時間か長い時間か覚えてないんだけど
絶対に見つけてやると思った。

思いは、願いはかなった。
昨日の犬を見つけた。
怒りがこみ上げた。
それは向こうも同じみたいで
ボクを見ると 唸り声をあげてきた。
ボクを早足で犬に向かい
左手を降り下ろした。
昨日と同じで犬はその棒をよけて
タオルを巻いた左腕に噛みついてきた。
狙い通り。
タオルを巻いていても犬の牙は腕に届いた。
痛かったよ?でも大丈夫だった。我慢できたんだ。
噛みついてる犬の首もとに包丁を突き刺した。
ボクは知ってる。
お腹を刺しても死なない事もあるって。
だから 首に包丁を刺した。
刺して横に勢いよくずらした。
たくさんの血が吹き出してきた。
ボクにたくさん血がかかった。
温かい。
とても温かい。
スッと犬の牙が腕から抜けた。

犬はその場に倒れこんだ。
ビクビクっと身体が震えてる。
首から血が流れ出ている。
犬の横に膝をついて
お腹に包丁を刺した。
何度も刺して、何度も抜いて
お腹からもたくさんの血が出た。

犬の震えが止まった。
血も もう出てない。
ボクの勝ちだ。
犬は死んだんだ。

喜びを感じていたけど
急に寒くなってきた。
浴びた犬の血が冷たくなってきたんだ。
あんなに温かったのに
もうこんなに冷たくなってる。

やっぱりどんな物も冷たく冷めちゃうんだ。
ママのご飯みたいに。

どうしよう。
この血だらけの服や包丁を
こんなの見つかったら どんな事になっちゃうんだろう?いっぱい叩かれちゃうかな?
ママも蹴られちゃうかな?
どうしよう?

そうだ・・・
怒れない様にしちゃえばいいんだ・・・
あの男も・・・
犬や、猫みたいに・・・
大丈夫・・・
ボクは強くなったんだ・・・
ママを守るんだ・・・

決意

「ボク 知ってるよ。
本当はママだってボクと2人で居る方がいい
その方が笑って楽しくすごせるって
怖くて言えないだけなんだよね!」

まだママ達は帰ってきてなかった。
大急ぎで服を脱いでタオルと一緒に庭の隅っこに隠した。
服を着替えて布団にうずくまって息を殺して目を閉じた。
眠らなかったよ。
興奮してるからだよ。
犬に勝った喜びに。
答えに気づいた喜びに。
もうすぐ取り戻せる幸せに。

しばらくしてママ達は帰ってきた。
2人でベッドに入り なんだかギシギシと音を立てながら 苦しそうだけど どこか嬉しそうな声にならない様な声をママが出している。
また いじめられてるのかな?

安心して ママ?
ボクが もうすぐママを助けるから。

静かになってから
さらに待った。

真っ暗な中で耳を澄ますと
ママとあの男の寝息が聞こえてきた。

そっと布団から出る。
右手には縛り直した包丁を持って。
そっとベッドの横に立つ。
手前にあの男が寝てる。
よかった。

狙いを定めて
おもいっきり首に包丁を突き刺した。
身体がビクンと震えた気がした。
口からピンクっぽい泡を吹きながら血も流れてる。
もっと激しく動いたり 大声が出るかと思ったら
意外におとなしいのに少し驚いた。
目を見開いてボクを見てる。

「もう お前なんか怖くないもん。」
何か言いたそうに口が震える様に動いてるけど
言葉にはならない。
片手で首を押さえ
もう片方の手をボクに伸ばしてるけど
ボクをつかめない。
犬と同じ様に何回も何回もお腹を刺した。
「よくもボクを叩いたな!よくもママを蹴ったな!お前のせいでボクは・・・お前のせいでママは・・・」
犬と同じで吹き出た血を浴びた。
やっぱり血は温かった
こんな奴の血でも温かいんだ・・・
変な気持ちだった。

すぐにこの浴びた温かい血も冷たくなって
寒い思いをするんだね。

でも大丈夫。
これからはママと2人で昔みたいに温かい生活が待ってるんだから。

そうだよね?ママ?

エピローグ

「ボク・・・
ボクは・・・
ボクはママと・・・
ボクはママのために・・・」

あの男は静かに動かなくなった。
これで あのヤな生活が終わって
ママと楽しい生活に戻れるんだ。

目がさめたら
ママはきっと喜んでくれるよね?
『ありがとう』って
ボクを抱きしめてくれるよね?

急に眠くなって
その場に崩れ落ちる様に眠った。

騒がしい音で目がさめた。
音はママの声だった。
あの男の身体を揺すりながら泣き叫んでる。
『ねぇ!目を開けてよ!何でなの?!何があったのよ?!あなたが居なきゃアタシどうしたらいいのよ?!・・・』

「ママ。安心して。ボクが悪い奴にお仕置きしたから。これからはいじめられないで 2人で昔みたいに暮らせるよ?」
立ち上がってママに声をかけた。
『何を言ってるの?・・・何?その服?血?血なの? その手にあるのは包丁・・・?』
「うん。ボクがその男を殺したんだよ。こいつはボクやママを叩く悪い奴だから ママを助ける為にボク、頑張って殺したんだ。凄いでしょ?」
ちょっと自慢気にママに言った。
ボクは頑張ったもん。
褒めてくれるよね?

『何してんのよアンタ?!』
ママは叫びながらボクの頬をおもいっきり叩いた。
「え?!何で?!何でボクを叩くの?!
ボクはママのために頑張ったんだよ?ねぇ?ママ?ママだってこいつに蹴られたりしてたじゃない?ボクはママを助けたんだよ?」
『ふざけないで!!アンタなんか邪魔なだけだったのよ!!アンタがいなければこの人だって もっとアタシを愛してくれたのに!』

目の前がボヤけていった。
ボクはママが大切だったのに。
ママはボクが大切ではなかった。
耳も上手く聞こえなくなってきた。
ママがものすごい怖い顔してボクに叫んでるみたいだ。
何て言ってるのか 全然わかんない。
ママの顔もボヤけてきた。
その理由はわかった。
ボクの目から涙が流れてるからだ。
涙でボヤけてママの顔が見えないんだ。
でも 叩かれてる感触だけがはっきりと伝わってきてる。
音も聞こえない
目もよく見えない
ママが何度も何度もボクの頬を叩く
その感触だけがボクに伝わる。

なんで?ねぇ?ママ?
ボクはどうしたら良かったの?
ずっと叩かれてたら良かったの?
わかんないよ。ママ・・・・

本当に何も考えなかったんだ。
考えられなかったんだよ。
ボクはママが大好きだったんだもん。

でも

ボクの手は
ボクの意識を無視してしまう

ボクの手に握られた包丁は
ママの首に刺さってた。

ママ?ボクは悪い子?
それともママが悪い人?

もう わかんないや。

犬やあの男と同じ様に
ママの血がボク降りかかかる。
温かいママの血が・・・

すぐに この血も冷たくなっちゃう・・・・

そんなのヤだ。
ママの血は・・・
ママの血だけは・・・
ママの温もりだけは・・・

包丁から抜け落ちる様にママの身体が床に崩れ落ちた。

「大丈夫だよママ?」

ママの上に布団や服やタオルをかけて
台所から油を持ってきて一面にかけた。

あの男のライターで何ヵ所かに火をつけた。
じわじわと燃えてた火が油を燃やし勢いのある炎にかわった。

「ママの血は冷やさないよ?
ママもきっと 疲れて気持ちが冷えちゃったんだよね? 大丈夫 この火で温め直すから。そしたら
きっと・・・・


大好きだよ・・・・



ママ・・・・

ぬくもり

ぬくもり

「ボク 知ってるよ? ママ?」

  • 小説
  • 短編
  • サスペンス
  • 成人向け
  • 強い暴力的表現
  • 強い言語・思想的表現
更新日
登録日
2016-11-19

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted
  1. プロローグ
  2. 始まり。
  3. ルール
  4. 平等
  5. きっかけ
  6. 決意
  7. エピローグ