鳩の死骸

彼は何処から来て

何処へ帰るのか?

ふと考えていた無音の心室

彼らは地に生まれ

自由に翼を使い空を舞い

やがて年老い翼をたたみ

地に落ち

土へと帰る

私は童話のイカロスの翼を浮かべた

そう

まるで蝋の翼を太陽に溶かされ
地に落ちたイカロスの翼ようだっと

そしてこうも思った

鳩とは昔から平和の象徴の生物

その彼らが無数の命を落としたのなら
平和が落ち暗黒時代になるのか?
っとifの世界に浸る思考もまた乙なもの

ただ1つの正論を言うなら

命のサイクルがあるのだ
または食物連鎖などの話である

我ら人間には無い短くも儚い夢
またドラマが凝縮された生命物語

それは自由の翼を与えれた代わりの
代償なのかもしれないっと中々
纏まらない頭で考えていた。

大空を立派な翼で飛ぶのは
気持ち良かったかい?

幸せだったかい?

私は彼の…その鳩の死骸に語りかけ

コチラの世界の歩みを早めた

鳩の死骸

鳩の死骸

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-11-14

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