強がりと弱虫

空を見上げて

自分、中3現在。
期待、夢、受験、友達、プレッシャー。
いくかの日も過ぎ、その舞台に今立っている。
ベルトコンベアで運ばれてきた舞台に。
なんの努力もなしに、気がついたらここにいた。
サイコロを振り
出た目の数だけ進んでいくのだろうか?
ただある道を歩いてきた自分に
これから始まる長い長い人生の道の方向を
自分ひとりで選ぶことができるのだろうか?
夢がないわけではない。
うんと高い所に夢はある。
だけどそれは高すぎて見えないし、
どのくらいのキョリがあるのか予想もつかない。
自分、中3現在。
手探りで模索中

受験生になってしまった…
ずっと勉強はしてきたけど
いざ受験となると何をしていいのかわからない。
自分の人生を振り返ってみよう

小学生の頃から負けず嫌いで
特に勉強に対してはとてつもなく強い
執着心があった。
誰にも負けたくない。
賢い人はカッコイイ。
賢くなれば将来の為になる。そう思ってた。
だから勉強はそこそこできる方だったし
スポーツも、芸術も、そつなくこなしていた。
いわゆる器用な奴。
だから受験だってなんとかなると思っていた。
だけどそうでもなかった。
というかすごく悩んだ。

強がりと弱虫

強がりと弱虫

誰もが一度は経験するであろう挫折。 夢と期待とで潰されそうになった日々、わたしは自分の中にある何かを探し続けた。 ある中学生のある何かのお話。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-11-13

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  1. 空を見上げて
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