超短編
【一話】
彼が友達を連れて来た。
彼の口から聞いたことの無い名前に戸惑いながらも持て成そうと気遣った。
三人で祝杯のビールを飲み暫しの会話を楽しんだ。
彼の友達は伸介といい見た目も言葉遣いも彼とは全く違って不良ぽかったが、話の中で私と彼の良き理解者の一人であることが解かった。
そして一時間が過ぎた辺り私の隣りに座っていた彼が突然、眠いと言い出しゴロンと私と伸介を放置して眠ってしまった。
そんな中、私を見る伸介の目が急に嫌らしく見えたと思った瞬間、突然、激しい睡魔が私を襲った。
そして時間が過ぎ、胸の上に圧し掛かる重苦しい何かに眠りから覚めた私は悲鳴を上げた。
「キャァァァー!」
彼の友達の伸介がベッドで仰向けの私の上に居た。
そして胸の辺りに違和感を覚え、だるさを堪えて首を持ち上げるとブラウスを肌蹴られ、スリップとブラジャーの肩紐を引き降ろされ胸を晒された私がいた。
咄嗟に抵抗しようと両手に力を入れたものの、私の両手は後ろに縛られ動かせる状態ではなかった。
「イヤァァー! ヤメテエェー!」
私は首を左右に激しくふって乳首を激しく吸う伸介に抵抗したが、伸介はチラッと私を見たものの無言で私の乳首を吸い続けた。
私は咄嗟に見える範囲で首を左右にふると、リビングに居たはずの彼は私のいるベッドの一メートル横の壁際の床に仰向けになって寝ていた。
伸介は容赦なく私の両乳首を味わい続けながら両手で両太ももをストッキングの上から嫌らしく触り続けた。
「祐二ー!! 祐二いいぃー!! 助けて! 助けてええぇぇー!!」
私は泣き叫んで彼である祐二に助けを求めたが、薬でも飲まされたように祐二が起き上がる気配はなかった。
そんな中、伸介は私の両乳房を執拗なほど味わい続けた。
乳首から痛みが伝わった。
祐二のために豊胸と乳首の増大をしたはずの宝物は無残にも心無い男に味見された。
私は悔しさから堪えきれずに大粒の涙を流して泣いていた。
「許してぇ! 許してえぇー! お願い! 許してえぇー!!」
私は何度も伸介に許しを叫んだが伸介の男の業は私を簡単には許す気配無く、逆に泣き叫ぶ私をみて興奮したのか、スカートの中に入れた伸介の両手は嫌らしさを増した。
そして一旦私の乳房から離れた伸介はニヤリと口元に笑みを浮かべると突然、私のスカートを腰側へ捲くり上げストッキングに包まれた私の太ももにムシャブリ付いてきた。
私は両足をバタつかせ味見されまいと必死にもがくと、伸介は突然、私の身体を真横にし尻を勢い良く平手打ちした。
「パンッ! バシッン! キャアァー!」
激しい平手打ちの痛みが続く。
ストッキングに包まれた尻肉をパンティー越し伝えた。
伸介は私の抵抗をやめさせようと悲鳴を上げる私の尻を執拗に平手打ちを繰り返した。
やがて私の身体は再び仰向けにされた。
そして伸介の嫌らしい唇と舌がストッキングに包まれた私のヘソの周りと中に唾液の絡む音をさせて舐め続けた。
更に伸介は私の下半身を嫌らしい手付きで触り続けた。
スリスリとストッキングに擦れる生の音が耳に嫌らしく絡みつく。
嫌らしい手付きで太ももを撫で舞わされ縛られた両手に拳を握り背筋の寒さに耐えた。
私は伸介からの平手打ちが恐ろしくて悔しさを喉の奥に溜めた。
声を出すことも出来ずにただ泣いていた私の上で突然伸介が状態を起こした。
今度は何?
瞬間的に脳裏に過ぎった私の疑問は直ぐに解決した。
伸介は散々舐めて触った私のパンティーストッキングを両手で破り始めた。
忙しく慌しく私の肌から引き剥がすようにパンティーストッキングをビリビリと破る伸介の鼻息は怖いほどに大きかった。
そして私の身体は左に右に大きく揺れた。
そして揺れが止まった瞬間、伸介はズタズタになったパンティーストッキングの上から太ももに頬擦りを何度も繰り返した。
その行動に私は背筋が凍りつきそうな感覚を覚えながら、彼の寝ているほうに首をユラリと向けると佑介の股間に大きな膨らみがあるのを見つけた。
スボンの中で彼の勃起する肉棒を見た私は震撼した。
彼は寝てなんかいない!!
破られたパンティーストッキングの上から太ももに貪り付く伸介を止めようとせずに、彼は股間を勃起させ薄目を開けて私を見続けていたことを知った。
それに気づいた瞬間、私の頭の中は真白になった。
そして再び声を大にして泣き叫んで両足をバタつかせると伸介からの物凄い平手打ちが私の目から火を放たせた。。
「バシイィーン!! 煩せえぇぞお! このアマァー!!」
唇が切れて出血した。
そして静かになった私をチラっと見てニヤリと笑った伸介は突然私から破れたパンティーストッキングとパンティーを力任せに剥ぎ取った。
力の抜けた両足がバラついた。
そんな私を床で寝たフリして見ている彼の股間が更に大きくなった。
この人は自分の彼女がレイプされているのを見て楽しんでいるのだと私は咄嗟に思った。
そんな私に構うことなく伸介は私に唇を噛み締めさせた。
彼以外に見せたことの無い私のペニスを片手で握った伸介はそのまま貪りついてきた。
私は叫ぶまい! 泣くまい! 必死に唇を噛み締めた。
だが心とは裏腹に激しく脳を突き上げるペニスからの快感(しげき)に身悶えしそうになる。
両手に握った拳に爪が食い込む。
感じまい! 感じてなるものか!
目を閉じて手の平に食い込んだ爪の痛みで脳に突き上げる快感から逃げ惑い続けたが、私のペニスは肉棒化していた。
ヌルヌルと伸介の唾液が肉棒に絡みつき、それを洗い流すのように私から愛液が溢れた。
肉棒を握る伸介の手は私の肉棒を締め上げ、同時に唾液に塗れた別の指が私のアナルの表面を自在に滑り回った。
彼に捧げた肉棒とアナルを伸介は交互に舐め味わっていた。
その時、彼の前では絶対に出したことのない声と言葉を伸介に浴びせた。
てめえぇ! いい加減にしやがれえ! 離れろ! この腐れ外道があぁ!!
私は全身を上下左右に大きく振って両足をバタつかせ激しく抵抗した。
そんな私を黙らせようと私の腹の上に馬乗りになった伸介は私の顔をベッドに押し付けニヤリと笑うと、トランクスを脱いで私の顔の前に生臭い肉棒を晒した。
それを見た瞬間、私は戦慄の恐怖を覚えた。
銜えさせられる! そんなの嫌!! こんなヤツのモノなんか!
顔を押さえつける伸介は先っぽから汁を溢れさせた肉棒を私の口の前に差し出し、私は必死に口を閉じて顔を左右に振って抵抗し続けた。
そんな私を見て伸介は口元を窄め肩で笑うと、突然私の鼻を力一杯塞いだ。
苦しい! 息が出来ない!!
私は大粒の涙を流して苦しい息に耐えたが数分後、とうとう堪えきれずに口を開いた。
それを見た伸介は再び全身で笑いそして一気に顔に豪気を強めた。
ズボッ!! ぐえぇ! おえぇ! ぐにゅっ!! ウゲエエェー!!
突然口の中に入ってきた伸介の汚い肉棒に私は激しい嘔吐を繰り返したが、伸介は汚れた肉棒を私の喉の奥へと推し進め腰を回した。
喉の奥で反時計回りに回る生臭い肉の塊は私に繰り返し嘔吐をさせ咽る涙を流させ続けた。
伸介は私が苦しむ姿を見て楽しそうに満面の笑みを浮かべ続け、同時に肉棒の先っぽから大量の汁を流した。
喉に流れ込む伸介のオゾマシイ汁がヌメる。
苦しひい!! たふけてえぇ! 苦ひいぃ!! 苦ひいぃ!!
そして私が泣き喚くとようやく伸介は口の中に押し込んでいた自らの肉棒を引き抜いた。
その時、無意識に首を左に捻ると左側の床に寝ていた佑介(かれ)は仰向けからこちらがわに身体を向けて横位置になり薄目を開けていた。
そして佑介(かれ)の股間はこれ以上に無いほどに勃起していた。
この後、私は正常位で犯されている最中、佑介(かれ)が私にしたいことを、伸介にさせているのだと悟った。
伸介は正常位からバックでも私を犯し続け最後は中に射精して私から白い液体を滴らせて果てた。
犯され終えてグッタリした私の乳房を乱れた着衣のまま再び味わった伸介はベッドの上で、乱れた着衣で縛られたままの私に様々なポーズをさせた。
あたかも佑介(かれ)にそれを見せるように。
そんな伸介は無言のまま私を放置して部屋から出て行き、その数分後、何かあったのかと言わんばかりに佑介(かれ)は起き上がり私を解放した。
そしてその後、それが原因ではないが私は佑介(かれ)と別れた。
ただ、私は佑介(かれ)が私にフェラチオをさせたがっていることや、縛ってレイププレイをしたがっていたことを以前から知っていたし、パンストフェチだと言うことも知っていたが、恥かしくて佑介(かれ)に身体を預けることが出来なかった。
私にもっと勇気があればレイプにも遭わなかったし佑介(かれ)とも別れることは無かったのかも知れない。
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