初恋
このお話は幼なじみの恋を描いたものです
入園式
私と彼が会ったのはある幼稚園の入園式だった。
「おとーさん、早くしないと始まっちゃうよー」
私は朝から楽しみにしていた。
本で見たことのあるシンデレラストーリーみたいな展開あると信じていた。あの頃は、ほんの読み過ぎだったと今でも感じる。
「本当、夏羽は、元気だなー!」
「だって私の王子様がいるかもしれないんだもん」
───幼稚園
さーて私の王子様はどこにいるのかなー?
「どけ」
えっ!?
声の発せられた方へと顔を向けてみると、
そこにはいかにも自己中そうな男の子が立っていた。
「何であんたのためにどかなきゃ行けないの!」
「お前今何言った…お前今から俺の隣にいろよ」
(えっ…)
ここから私たちの幼なじみ生活が始まった。
初恋
話が長いので入園式編を書きました。
この話は続くのでそちらもよろしくお願いします。(●´ω`●)