初恋

初恋

このお話は幼なじみの恋を描いたものです

入園式

入園式

私と彼が会ったのはある幼稚園の入園式だった。
「おとーさん、早くしないと始まっちゃうよー」
私は朝から楽しみにしていた。
本で見たことのあるシンデレラストーリーみたいな展開あると信じていた。あの頃は、ほんの読み過ぎだったと今でも感じる。
「本当、夏羽は、元気だなー!」
「だって私の王子様がいるかもしれないんだもん」

───幼稚園
さーて私の王子様はどこにいるのかなー?
「どけ」
えっ!?
声の発せられた方へと顔を向けてみると、
そこにはいかにも自己中そうな男の子が立っていた。
「何であんたのためにどかなきゃ行けないの!」
「お前今何言った…お前今から俺の隣にいろよ」
(えっ…)
ここから私たちの幼なじみ生活が始まった。

初恋

話が長いので入園式編を書きました。
この話は続くのでそちらもよろしくお願いします。(●´ω`●)

初恋

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-11-03

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted