数え歌
火と月の叡智へと
似せられた双子の下へ
ミツバチが馳せ参じる
死の歌声が呼んでいる
「いつ着いたのかご存知ありませんか」
ろくに食べもせず無理をして
名無しの質屋は
鉢を屋根裏から引き出した
窮地に追い込まれなお苦しみに耐え抜く
しかし 問うても十字架が応えてくれることはなかった
数え歌
火と月の叡智へと
似せられた双子の下へ
ミツバチが馳せ参じる
死の歌声が呼んでいる
「いつ着いたのかご存知ありませんか」
ろくに食べもせず無理をして
名無しの質屋は
鉢を屋根裏から引き出した
窮地に追い込まれなお苦しみに耐え抜く
しかし 問うても十字架が応えてくれることはなかった
数え歌