非
以前ツイショートに投下したもののセルフリメイクです。
初めてAを見たときに、純粋に羨ましいと焦がれた。
あたしが欲しかったものを全部もっている。憧れだった。
白く細い首筋に指を沿わせて、喉の窪みに親指を被せる。
ア、生きてるんだ。
いつもどこかで、この人は、造りものだ、なんて言葉を咀嚼していた。
そして飲み込む度に酷く安心していたのに。
あたしの心音とAの血液の流れが重なる。
そのことに酷く絶望している。
非
以前ツイショートに投下したもののセルフリメイクです。
初めてAを見たときに、純粋に羨ましいと焦がれた。
あたしが欲しかったものを全部もっている。憧れだった。
白く細い首筋に指を沿わせて、喉の窪みに親指を被せる。
ア、生きてるんだ。
いつもどこかで、この人は、造りものだ、なんて言葉を咀嚼していた。
そして飲み込む度に酷く安心していたのに。
あたしの心音とAの血液の流れが重なる。
そのことに酷く絶望している。
非