見つめるということ
希望とは、前に進むことでしか得られないから。
逃げずに、前へ進むということだけが、私達を救うのだと思う。
船を編む、という作品をご存知の方は多いだろうが、三浦しをん先生の著作、大作だ。
作家人生をよく反映されていると思う。作家とは常に前向きで、何かの専門家であり、常に学ぶ姿勢を作らなければならないということを体現されていると、素直にそう思う。
私はどうだろう。
自分の持っている基盤でしかやれてないな、今は。
人間の厭らしさなんか見つけて嘆くよりも、前に向かうべきじゃないか。進むべきなんじゃないか。
私はまたまた考えた。
そしてフェイスブックを見ると、友達のバンドやってるおじさんが「頑張れ!」とエールを送ってくれていた。
そうだ、頑張ろう。
とにもかくにも、バッドエンドを回避するのだ。
やり遂げてやろう。
舐めているなよ、世の中よ。
私は貫徹する。必ずだ。
いつまでも作家でいるために、私は逃げないことにした。
初志貫徹、いつになるやらわからないが、とにかく何でもやろう。
とりあえず、目の前の目標から。
私は領収書を片づけながら、少しづつ形取られてきた未来を心強く思った。
見つめるということ
今思う一瞬です。