君色に彩られる世界
どれだけ思ったところで君に届くことは不可能なのに
何故僕は君を好きになってしまったんだろう
きっとそれは何処にいるかも分からない君が
遠くから綺麗に色付き輝いているからだね
徐々に彩られていく君はとても綺麗で
君は僕のことを知らないのに
僕はまた君を好きになってしまう
届かないのは分かってるんだ
届かないのがもどかしい
それはすごく悔しいし悲しい
でも十分なんだ
僕を知らない君を見ているだけで
僕の知らないことを教えてくれるから
僕の世界も綺麗に色付き彩られていくから
それは決まった色がある訳でもなく
否むしろ無色透明なのかもしれないけど
僕には見える君色
君色に彩られる世界
君色に彩られる世界
少し綺麗事。届かない想いを抱くこともある。それも人生なのかなあ。