魔女と人間死のゲーム・手のひらの中

魔女と人間死のゲーム・手のひらの中

ぜひ見てください。



    スタート!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

櫻宮中学校一年三組、全員で旅行に来ていた。
ひそひそひそひそ・・・・・・
「ねぇ、知ってる?美紀と直美と久美が消えたこと。
探してもいないんだって!それで、神隠しにあったって噂流れてるよ。」
美紀と直美と久美の噂が、みんなの耳に伝わった。
「えーーー。うそーー。こわーー。」
みんなはそういいながらも、笑っていた。
「あはははは!!でも、自業自得だよねぇ。だって千秋ちゃんのことイジメてたもん。
ねぇ、千秋ちゃん。」
一人の女生徒がそういうと、隣から一人の女生徒の声がした。
「・・・そっそんなことないよ。いなくなった人のこと、悪く言っちゃだめだよ。」
そう千秋は答えた。
「もー。千秋ちゃんは、優しすぎなんだよ。少しは怒ったっていいんだよ?」
千秋の隣にいる女生徒がそういうと、
「やっやさしくなんかないよ!!あと、怒るなんてそんな・・・。
だって、私の性格がだめだから嫌われてたんだし・・・。」
さっきから、千秋としゃべっている女生徒は、千秋の友達 三浦 颯希。クラスの女子の中の位置は、
「明るくて、元気なムードメーカー」の位置にいる彼女は、誰にでも明るく接した。
「秋山、ホントお前って優しいよな!!あんなことされといて許すなんて。」
千秋に気のある男子がそういうと、ほかの男子も次々に言った。
やさしーよな、お前いいやつだよな、みんな同じようなことを千秋に言う。

・・・ッチ

男子が千秋に群がってるなか、小さな舌打ちが聞こえた。
千秋にはその舌打ちが、しっかりと聞こえた。
はっ・・・。もう、もうあんなことされたくない!!
千秋は心の中でそう思った。

「・・・・てください」

千秋が何かをしゃべると、まわりが静まり返った。
「・・・秋山?どうした?聞こえなかったからもういっ・・・」
そのとき、千秋が男子の言葉を遮った。

「やめてくださいっ!!」

その瞬間もう一度静まり返り、千秋は自分の泊まっている部屋に走って行った。
颯希は千秋の帰っていく姿を見て、一瞬、ニヤリと笑った。
そして、千秋を追いかけて部屋へ戻った。
「千秋・・・っ!!」

残された男子は、
「なっなんだったんだ?」
「さっさあ?」
男子はどうしていいかわからなくなり、ただ、笑うことしかできなかった。
あは、あははははは・・・。
「部屋、戻るか。」
一人の男子生徒が言うと、
「お、おう。」
みんな、自分の部屋へ、戻って行った。

そのころ、千秋を追いかけた颯希は、部屋にたどり着いていた。
「・・・千秋、入んね。」
颯希はそういって、部屋に入って行った。
「さつきちゃん・・・。ごめんね、勝手に帰って・・・。」
千秋の目は泣きはらしたように、赤くはれていた。
そんな千秋の顔を見て颯希は、

なにこれっ!!チョー楽しんだけど!!何この顔?面白すぎっ!!
あはははは!!当然の報いよ!あんたにはお似合いだわっ!!

心の中で思っていても、けして千秋には言わなかった。
・・・もうすこし、千秋で遊ぶために。
颯希はそんな千秋に優しく問いかけた。
「・・・さっきは、どうしたの?・・・なんかあった?」
「・・・。」
千秋は答えられなかった。
颯希は、何も答えなかった千秋に、カッとしたが、深呼吸をして落ち着いた。
「・・・。こたえられないんだったら、別に、いいんだけどね?」
颯希はイライラを隠しながらそういうと、
「そう・・・。じゃあ、いわなくていいわ。・・・先に、みんなのところ、いっとくね。」
颯希がそういうと、千秋はうなずいた。
また、颯希ちゃんに迷惑かけちゃったなぁ・・・。
千秋はそう思いながら、ため息をついた。

・・・そのころ颯希は、戻っている途中に、元彼にあっていた。
元彼の名前 吉岡 佑哉。千秋のことが好きになり、颯希と別れた。
「おっおはよう!!」
精いっぱいの笑顔で颯希は話しかけた。
けど佑哉からは、
「・・・おう。」
いつも同じ返答しか返ってこなかった。
遠くから大きな声が、佑哉を呼んだ。
「ゆうやーーーーーーー!!」
佑哉の彼女だった。
彼女は、大きく手を振り、走ってきた。
「ゆうやー!!朝ご飯食べにいこうっね?いいでしょ?」
私とは、全然違う性格の人だった。
「ねぇ、吉岡くん。千秋はもういいの?」
私は心の中で、にやりと笑った。が、
「颯希ちゃん、おはよう!!あと、佑哉は千秋ちゃんのことは、ただの友達だって、言ってたよ?」
答えたのは、佑哉の彼女 野崎 姫奈乃だった。
「な・・・っ!?だったらなんで、私と別れたの?」
颯希はそう聞いたものの、答えをきくのがいやなので、ダッシュでみんなのところへ向かった。
「・・・なんだったんだ?あいつ。」
佑哉がそういうと、
「いいんじゃない?べつに。逃げたんだし。」
姫奈乃が言った。

颯希はみんなのいるところについていた。
はぁはぁはぁ・・・
「ちょ・・っ、さつき!?大丈夫!?」
走ってきた颯希に、颯希の友達が問いかけると、
「うるさいっ!!しゃべりかけないで!!」
・・・はっ!!やばい、言ってしまった。どうしよう。
「ちっちがうの!!ごめん!!言い過ぎた。」
颯希はとっさに謝ったが、
「なに?。私たち悪いことしてないのに。うざーーー。」
颯希に怒鳴られた子と、まわりにいた人たち全員颯希の周りからどこかへ行った。
そのとき、颯希の前に一人の女性が立っていた。
その女性は、金の蝶が模られたワンピースのような服を着ていて、髪は黒の長髪、首には金の蝶のネックレスを付けていて、
小柄な顔によく似合っていた。
「だっだれ?」
恐る恐る颯希が聞く。
すると、
「・・・ふーん。アルベルタがわざわざこの子を・・・。アルベルタも見る視がなくなってきたわ。」
女性は、はぁーと言いながら姿を消した。
「・・・!?なに!?夢!?」
颯希は、自分は疲れているのだろうか。と思いながら、部屋に戻って行った。


「・・・くっくっくっ!!所詮、手の中の存在よ!!あははははははははははははははは!!!」

魔女と人間死のゲーム・手のひらの中

えっと、ぜんぜん面白くない話に仕上がりました。
次、頑張って書くのでよろしくお願いします。

次は魔女が〇〇人、悪魔が(ル〇ファーとか)〇〇人、増えます。

お楽しみに♪

最後にちょこっとだけ、アルベルタがしゃべった。

魔女と人間死のゲーム・手のひらの中

  • 小説
  • 掌編
  • ホラー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-01-28

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