ふらふら

へなちょこな私ですが、案外楽しい日々を送っております。

アイフォンで音楽を聴きながら、昔の雑誌を眺めて遊んでいる。

万年床の上で、雑誌viviに出てくる安室ちゃんやローラを眺めて過ごしている。

さて、火曜日に地元の映画館に入り、「君の名は。」を見て帰って来た。
そんな私を父は笑い、母は「あんま派手な行動は控えなさいよ」と小突いている。
母は祖母の家に来てから掃除魔になり、あちこち磨きまくっている。セスキ炭酸ソーダで汚れが落ちまくるのがいいらしい。夜に無言で肩を出してくるので、押してやったら「いたたたたたた、止めろ!」とバシッと叩かれた。
だから頑張んなって言ってんじゃん。そう言って私は「おおこわ」と手を撫でた。

祖母とキューピーちゃんの工場でキューピー人形が回っているのを「かわいいー」と言って眺めていた昨日。
祖母からは田舎あるあるをよく聞くのだけど、駅前の商店街の活性化でパン屋がオープンしたとかで、まあ暇と金があれば買いに行こうと、行く気もないのに約束している。
やっぱ食べ物に金使うのは理に反してる。そんな私はこないだアルバムをitunsで二枚買い、ユーチューブで聞けたので「くっそー」と歯噛みしている最中だ。

犬が大事にされてしゃーない。
祖母は犬を乳母車に乗せ、散歩をして回る。
祖母が連れるので皆笑って見ている。
こないだ知らない優しそうな婆ちゃんがドア越しに見ていたので、ぺこりと挨拶しておいた。
こちらに来てから初めて友好的に見たな。そんな感想を思い、二階に上がってヤフオクでウクレレを見ている。

始めるならギターだろ。

父に言外にそう言われたが、あんなかっこいいもんを弾ける自信がない。なのでお手軽価格のウクレレだ。
小錦みたいにぽろんぽろんと弾くのかと笑われたが、なんのなんの、ウクレレとは意外に可能性を孕んでいるのだ。馬鹿にしたもんじゃないぞ。
本当はピアノが欲しい私はそんなことを言い、ウクレレが如何に使い道があるか説いて、「もういいから、あんたの好きにしなはれや」とお墨付きをもらった。

ここらの人は、私を見たら「ブター」とか言ってからかってくる。
私は絶賛ガリガリ中だ。もっと痩せろっちゅうことか?
祖母に聞いたら、「言いたいだけやねん、ほっとけほっとけ」とのこと。

大阪より京都の人の方が、案外弄りんだ。
私は誰よりそれを知っている。

髪を伸ばそうかと思ったが、私の美学に反するので、また軽めに切ってもらった。
母は切りすぎだ。
カットしに行くところのお姉さんが後輩を育成してくれてるので、これでここにずっと通えると一安心している。
医者の先生も後輩育成に余念がない。
「夏さんは、優しいからね」
そう言ってくださった女性の先生を、私は信用することにした。
人間前向きなら大丈夫だろ。そんな感慨を持っている。

まあとにかく、ビビりを治すことだ。
自分を色者として見ないので、セクハラ発言があるとぎょっとする。
え、そんな風に見えてましたか。そんな驚き&畜生過ぎるだろ、という発言のひどさへの驚き。

小料理屋なんか入ってお好み焼きでも食べたい気分なのだけど、それをこの田舎でするにはちょいと難しいらしい。
前も入ったが、白い目で見られた。
チクショー。金払ってんだぞ。

まあもう少し遊びに使う分を少なくするとして、親父殿と母様に回せるようにしたい。
貯金を貯めなくては。

ユーチューブで松達の歌うゆるふわ樹海ガールが好きだったのに動画が消えてしまった。
そんなことを思いつつ、さユりも歌ってるのを知ってみたりと、文化交流は果てしなく続く。
ゴーストルールも好きだー。
とりあえずミーハーな自分を再発見したりして、都会にいた頃と変わらない生活を送っている。

では。

::::::
そんなブログをしたため、私は今日もブルータスを読んで一日を過ごすことを確認した。
ユーチューブで歌ってみたばかり聞いている。結構聞ける。

この町にはあんまり文学が無いと思っていたら、マジな話が結構あって、こりゃ創作なんかしてられないと帯を締めなおした昨今。
昔の服を返されて、全然今と趣味が違うその服を着てぶーたれている最中で、なんでこんなに趣味悪かったんだろうと若干不思議だ。
金ばっかかけた阿保の買い物。そう言うのがふさわしい。

ぜんっぜんイケてないね。うん。
鏡を見てそう思った。

着ないで誰かにあげるべし。
そう思って脱いだ。

そらるの君も悪い人で良かったを聞いている。
私は断然sou推しなのだけど、歌手が一番偉いよな、と思う。
短い歌詞に全部込められるからだ。しかも歌える。

一人じゃないな、そう思わせる力がある。

めっきり食欲が減ったのを、喜ぶべきか悲しむべきか。
死ぬ準備をしてるみたいだ、と思ったりして危機感から無理やり食べたりして、案外死にはしないさ、と悟ったりして。
人間食べないくらいじゃ死にません。

それより私は偏見が過ぎる。
そこを治さなくては。

だから色んなものを見る必要がある。
誰にだって幸せに生きる価値があるということを認めなければ。

今日も換気するために窓を開け、ただ単にポジティブであるということ以外良いところがまるで無い自分を少し恥じた。そんな昨日だった。
世界を知らねばなるまいよ。そして認めなければ。
この世には私以外に生きるべき価値のある人がたくさんいる。私もその内の一人だということを。特例などないということを。

誰かが作り上げたバカげた価値観。それにいつの間にか縋っていた自分を叱咤する。
偉い人か知らないが、止めてくれ。どうせ私は死ねば骸なんだ。人間皆一緒さ。

全然凄い文章を書けない自分を案外嫌っている人が沢山いることを知っている。
私はそんだけ酷いこともするんだ。気楽に生きていたかったのに引っ張り出されて、お陰で迷惑してるんだ。
そんなことを考えてみたりして、でもこんな私のへなちょこな生き方に安心する人もいるのかもなーと意外な見方をしたりして。

全然関係ないところで感動されたり迫害されたりして、こうして日々は過ぎていく。
とりあえず、婆ちゃんの作る飯は美味くて、母の掃除する部屋は綺麗で、父は苦労性。兄は案外楽しそうで、弟はどうしようもない阿保で。
私は何の責任も負わず、宙に浮いたまま案外その辺の若者と同じ人生を過ごしてる。

まあ優し気で良かったかなと、そんなことを思っている。
案外人は気ままに投げかけられる優しさに救われるから。でも私なんて所詮馬鹿だしな。全然偉くないよ、まやかしですよ、そんなのは。そう思いながら、犬の餌を入れる。

全然、普通ですよ。そう思う。

みんななんで騙されちゃったんだろう。そう考えている。案外騙されたのは、私一人なのかもしれないのだけど。

ふらふら

結構事実なのな。

ふらふら

へなちょこなりに、頑張ってます。

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 青春
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-10-02

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted