鏡に映る私

 私は朝の準備で鏡の前に立っていた。
「今日は右分けにしよう」
私は、髪を右に分けるようにドライヤーとブラシで整えた。
「よし、完了」
鏡の前に髪が右分けになっていることを確認した。
私は朝食を食べ、学校に向かった。

 通学中、電車の中でふとガラスに反射して映る自分を見えた。
「うん、今日もうまく左分けにできた」
満足な表情で今日もいいことがありそうと感じた。
私は降車した。通学路で歩いている友人の姿が見えたので、話しかけた。

鏡に映る私

鏡に映る私

朝、自宅で髪を右分けに整えたら…

  • 小説
  • 掌編
  • ホラー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-10-01

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