び、B級映画か・・・!

うーむ、田舎、侮るなかれ。

社会のためにと、ボランティアへと乗り出したのですが・・・。

さてさて皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

私はこのたび、社会のために役立たんとボランティア活動など乗り出してみたのですが、そこでまたおっもしろい目に遭いました。

いやね、ケータイのポケットWiFiレベル変えても繋がりにくくて音楽も聞けないし、お金はかけたくないし、じゃあ働いてようと思って地域のホームページ見てボランティアの講義に飛び入り参加したのですが、どうもきな臭い。

集まってる人みんなじーちゃんばーちゃんばっかで茶ー飲んで談笑してるだけだし、私が来たらなんか盛り上がってきて、しかも受付の人が「夏みかんさん来たから何とか様をVIPルームにお通しして」とか、なんか、映画の世界か!みたいな。
若いからもう歓迎がすごい。

いやー、いるんですね、お金と暇を持て余した金持ちのご老人と言うのは。

私もこうなりゃ最後まで見学しようかとも思ったんですが、また呆れるような現状を繰り返すのも疲れちゃうので、らしいこと言って帰ってきました。

さくらももこ先生の「演芸会用の女」というエッセイを思い出します。い、色者扱い・・・!

私の誠意が、お笑いに取って代わったー、えーんなんて泣きゃしませんよ。笑いますよこっちは。
しかしあれだね、こうして映画は作られていく。
私はもう主人公になるのは疲れた。犬が馬鹿になっても困るんで、辞退させていただきます。

帰りに八百屋さんでお婆ちゃんからオレンジ50円で貰って、お爺さんが喋りたそうなの見ながら車来たから気を付けてーと見ていたら目が合ったので、ぺこりとお辞儀しておきました。

今度から喋れるかな?

母みたく一言出ればいいんですけどね。どうもまだお嬢さん気分が抜けない。
もう30だっつーの。人に尽くしなさいよと自分に呆れます。

なんかないかなー、役立つこと。
自分から声でもかけて暇してる人と喋ってようかな。その方が効率がいい。ボランティアっていうか自分の勉強になるし。
ここはお喋りの町ですからねー、みんな喋りは上手いのよ。

懇意にしてた猫がいなくなっててちょっとガーン。穴も塞がれてた。

まあ、良いことしましょうか。偽善でもなくて、自分が気分良くなる自己満足の良いこと。
自分のためのことをしましょう。

そんなこと書いてみる今日。

では。

び、B級映画か・・・!

面白い発想ばっかりですな。さすが私が育った田舎である。

び、B級映画か・・・!

こうして私は、この町で育ちました。

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 青春
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-09-26

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