秋の句。一

石ころや立秋の日を吸いたりし

寝転びて雲を見つめし秋の蝉

織姫や今年最後の口重ね

秋の蝶や世を吸いたりし羽の色

山の日や今日ひねもすに山を見ず

田園や秋夕焼けが広がりし

背負いたる鞄さわれば残暑かな

夢の香や君の名を呼ぶ秋の夜

白露や命の如く留まりし

空高し浮きたる世にも水の空

身に入むや風の流れし朝の道

蚊の潰れ肌に広がる秋の色

秋の句。一

以上の十二点です。私の作品に最後まで触れてくださった方、本当にありがとうございます。また不定期的ではありますが、このような形で自分の作品を見てもらえたらなと思います。
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秋の句。一

秋の季語を用いた俳句です。良かったら、お読み下さい!

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-09-20

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