小さな掌に、綿帽子でおめかしした真っ白な花
儚げに揺れる一輪の花
花風吹く景色に一つの岐路
未来まであと数岐路
いつもより距離のある一歩
水先案内人はその花自身
それはいずれをも杞憂に終わらせる私の光
それは寄り集まって歌う君たちの太陽
草むらに横たわって流れる雲を眺める
静かな心で同じ空が見える
汽笛が鳴る汀にて去りゆく花を見送る
ふたたび見える日には
内側に美しさを宿して咲き誇る
雨に、風に、気をつけて
この手が私の右上でゆっくり弧を描く
小さな掌に、綿帽子でおめかしした真っ白な花
儚げに揺れる一輪の花
花風吹く景色に一つの岐路
未来まであと数岐路
いつもより距離のある一歩
水先案内人はその花自身
それはいずれをも杞憂に終わらせる私の光
それは寄り集まって歌う君たちの太陽
草むらに横たわって流れる雲を眺める
静かな心で同じ空が見える
汽笛が鳴る汀にて去りゆく花を見送る
ふたたび見える日には
内側に美しさを宿して咲き誇る
雨に、風に、気をつけて
この手が私の右上でゆっくり弧を描く
小さな掌に、綿帽子でおめかしした真っ白な花