雨と重なりてたたきてゐる
からみあひて渦まき
おのの耳にいつのまにか居る
風を支えたる源も風で
押せるのも又風なり
轟きと共にあらはれしが
いつときの間に燃ゆらむ

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-09-20

CC BY-NC-ND
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