あかりがきえると耳がさえわたり
送風機の低音がことごとく意識されてからまる
身体のやすみを邪魔するように
頭はつまらない整理をはじめる
しずまれ、鼓動
しになさい、脳みそ
俯瞰してからだを見せるけれども
頭はいぜんとして思考のままで
時針と空はそうごして
ときのながれをつたえて消えた

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寝ようと思うと、人は寝られないものです。自然と意識が落ちるのを待つしか無いのです。

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-09-18

CC BY-NC-ND
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