足元をみて

自分の足元
見なくても歩いているし
歩ける

足に大地を感じて
周り全体をみながら
ゆっくり歩くのではない

目的のポイントは照準しているが
途中がみえない

今の自分がどこにいるのか
周りがどんなふうなのか
わからない

そして
未来はどんどん高速でやってくる
あっという間にやってくる

軌道修正は困難
怖いから静止できず
まさか後には返せない

足元をみて

足元をみて

あんまり先ばかりみていると、どこにいるかわからなくなります。足元もみないと。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-08-29

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