遺言宣言インタビュアー。
これは1人のヒトの遺言インタビュー。
※これは私の遺書である※
Q.あなたの名前を教えて下さい。
A、unknownです。
Q.あ、、unknownさん。ですか、まぁいいです。あなたは何歳ですか?
A、16歳です
Q.16歳、、、死因は橋の上からの飛び降り自殺と聞きましたが何故、橋の上を選んだのですか?
A、高ければどこでも良かったんです。水だけは苦手でしたので、川が干上がっている時を見計らって。あれですよ、私の実家は一軒家なので、マンションなら良かったんですけど、今頃のマンションてセキリュティ高いじゃないですか。
Q.当然あなたにはご両親がおいでと思いますが、おふたりの気持ちはどう考えますか?
A、スッキリしてもらいたいとおもいます。自分勝手な思いですが。本当に親には迷惑ばかりかけてしまって、、。親に対しては使ってはいけない言葉も沢山浴びせてしまったので。無意識に、はい。
Q.そうですか。では、あなたが死のうと思ったきっかけは?
A、母に叱られた時ですかね。ショッピングの帰り道、また私の無意識な行動で傷つけてしまって。泣かせてしまったのに私、何にも思わなかったんです。それどころか、通り過ぎる道の看板なんか見て考え事してしまっていて、、ここでもう私は私の心がどうにかなってしまっていることに気付いてしまったんです。遅すぎました、本当に。
Q.その後、敬語を使っていたそうですね、何故敬語なんかを?
A、私の最大級の反省を表す行動だったのですが、、また裏目に出てしまいまして。余計怒らせてしまいました。
Q.それは御愁傷様です。
A、はい。
Q.unknownさん、これで最後の質問です。あなたは死んだことを正しい行いだったと思っていますか?
A、・・・。微妙ですかね、正直言って。後悔はしていませんが、親が心配です。あと、趣味の方も。あと部屋はそのままにしておいて欲しい所です。
Q.unknownさん、今日はありがとうございました。
A、ありがとうございました。
~Fin~
遺言宣言インタビュアー。
本心ですよね。