アディクティッド トゥ ユー

アディクティッド トゥ ユー

中学生のころ、教育実習のせんせいが凄く大人に見えてた瞬間がありました。
でもこんなに思い込みは全然しませんでしたね。
ところで、あけた行間が詰まって表記されるのは、以前から気になっていました。
改善してほしいところです。

 一見、浮世離れした

 眼鏡が似合わない あなた

 黒いジャージに 着られてしまうあなた

 教育実習生のあなた

 手の触れることの許されぬあなた

「君の世界に 僕はいないはず」

 なんて……ひかれたレールも はみだすくらいなのに

 あなたの そばにいたい

 それだけじゃダメですか?

 それだけではいけませんか?
 

 眼鏡を外したら

 黒ジャージが映えて見えた

 体育館の裏

 好きです!

 って、言えたら……と思いつつ

「いまさら、ひかれたレールなんてないんです」

 飛び込んでいけたら あの腕の中に

 とびこんでいけたら


 何かの拍子に転げ落ちた銀色の

 ブローチ

 あなたの手ずからポケットへ

 見つけてしまった 私は道化者で

 愛おしいほど おかしかった

 小さいけれど 誰かのものだとわかった

 これは恋じゃない 嫉妬だ

 つまらない 独占欲だ

 涙で目が曇る

 そんな風にしたのは せんせい

 あなたです

アディクティッド トゥ ユー

チンクシャメルヘンでも恋を書けるかどうか、試しましたが、結局香乃ちゃんにおまかせでした。香乃ちゃんはフォリオの民に書いたヒロインですが、永遠の大学一年生。
ボクッ娘なので普段は猫を被っておりますが、ポエムに落しこんだ嗜好のほうが本音かもしれません。

アディクティッド トゥ ユー

うだうだ考えながら推敲してたので、かなりがちゃがちゃやってますが。リハビリも兼ねて。でももちろんのこと、手抜きはしてませんよ。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-01-24

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